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Interstage List Works V10.4.0 インストールガイド
FUJITSU Software

9.1.2 サイレントインストール手順

注意

OSの機能により、ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されユーザ入力が求められる場合があります。このような場合は、管理者として起動したコマンドプロンプトからサイレントインストールを行う等の方法で、ユーザーアカウント制御ダイアログの表示を抑止してください。

  1. Windowsシステムにログオンします。Webクライアントとして使用するコンピュータに、Administratorsグループに所属しているユーザで、ログオンします。

  2. インストールメディア(3/4)をCD-ROM/DVD-ROMドライブにセットします。

    ⇒インストールプログラムが自動的に起動されますが、本作業では使用しないため、【×】をクリックしてインストールプログラムを終了します。

  3. CD-ROM/DVD-ROM内の下記に示すインストール情報ファイルをローカルディスク上にコピーします。

    インストール情報ファイル:CD-ROM/DVD-ROMドライブ:\CL\ListPrint\instenv.ini
  4. コピーしたインストール情報ファイルの、下記に示す行の下線部を編集しインストール先フォルダを指定します。再インストールの場合には、インストール情報ファイルに設定されたインストール先フォルダは無効となり、元のインストール先フォルダにインストールされます。

    InstallDir=C:\LwListPrint

    注意

    • インストール先フォルダには、128バイト以下のフォルダパスを指定してください。

    • インストールフォルダ名には、半角の英数字、“.”、“ ”(半角空白)以外の文字は指定しないでください。また、“ ”(半角空白)が連続するフォルダ名は指定しないでください。

    • インストール先フォルダには、Windowsフォルダ、システムフォルダ、「Downloaded Program Files」フォルダ、「Temporary Internet Files」フォルダなど、Windowsシステムが管理しているフォルダは指定できません。また、環境変数「PATH」、「TMP」、「TEMP」に設定されているフォルダもインストール先フォルダには指定できません。

    • 新規にインストールを行う場合、下記に示すフォルダと同名のフォルダが存在するフォルダは、インストール先フォルダには指定できません。

      • 「Install」フォルダ

      • 「ListPrint」フォルダ

      • 「Tools」フォルダ

  5. 4.で編集したインストール情報ファイルをインストールプログラムのコマンドオプションに指定して、インストールプログラムを実行します。

    CD-ROM/DVD-ROMドライブ:\CL\ListPrint\setup.exe /z-iインストール情報ファイルのフルパス名
    例)
    C:\temp\instenv.iniにコピーしたインストール情報ファイルを使用する場合 (CD-ROM/DVD-ROMドライブ名:Qの場合)
    Q:\CL\ListPrint\setup.exe /z-iC:\temp\instenv.ini

    注意

    • “/z”、“-i”オプションを省略した場合、またはオプションの指定方法に誤りがある場合は、サイレントインストールは行われずに通常インストールとなります。

    • インストール情報ファイルのフルパス名に存在しないパスを指定した場合、サイレントインストールはエラーとなります。

    • インストール情報ファイルの内容は、インストール先フォルダ名以外は変更しないようにしてください。

  6. インストールログを参照して、サイレントインストールが成功したかどうかを確認します。サイレントインストールの実行結果は、下記に示すログファイルの[ResponseResult]セクション内“ResultCode”で確認できます。

    ログファイルの格納場所:(Windowsフォルダ)\Temp\LwErrorLog\Install.log

    ResultCode

    意味

    対処方法

    0

    正常終了

    対処は必要ありません。

    0以外

    インストール中にエラーが発生したため、インストールを中断しました。

    ErrorMsgに出力されたメッセージを参照してエラーの原因を取り除いた後に、再度インストールを行います。

    ポイント

    • List Works Print Controlインストーラは、ローカルハードディスク上にコピーして使用することも可能です。この場合、インストールメディア(3/4)の、以下のフォルダをローカルハードディスクにコピーして使用してください。

      CD-ROM/DVD-ROMドライブ:\CL\ListPrint フォルダ

      ただし、ローカルハードディスク上のインストールプログラム(setup.exe)格納先フォルダのフルパスの長さが128バイト以下である必要があります。パスの長さが128バイトを超える場合、インストールはエラーになります。

    • List Works Print Controlインストーラからインストールしたかどうかは、コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」のプログラムの一覧から確認することができます。