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Interstage List Works V10.4.0 インストールガイド
FUJITSU Software

5.1.1 インストール前の作業

List WorksをLinuxサーバにインストールする前に、以下の作業をします。

(1) 仮想化環境の構築

仮想化環境のKVM(Kernel-based Virtual Machine)上に、List Worksサーバをインストールする場合は、KVMを環境構築しておきます。

KVMの環境構築については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

(2) システム環境の準備

  1. 本ソフトウェアがインストールされていないことを確認します。

    # rpm -qi FJSVlw-sv <RETURN>
    # rpm -qi FJSVlw-pa <RETURN>
    # rpm -qi FJSVlw-cm <RETURN>
    # rpm -qi FJSVbky <RETURN>
    # rpm -qi FJSVpast <RETURN>
    # rpm -qi FJSVlw-gw <RETURN>
    # rpm -qi FJSVlw-ex <RETURN>
  2. 上記の操作でパッケージが出力された場合は、すでにList Worksがインストールされていますので、環境設定ファイルを退避後に、出力されたパッケージをシステムから削除します。

    環境設定ファイルの退避方法は、“(3) 環境設定ファイルの退避”を参照してください。また、パッケージの削除方法は、インストールされている製品に付属のインストールガイドを参照してください。
  3. 本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。

    本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、“4.1 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
  4. Web連携機能を使用する場合、WWWサーバやサーブレットのサービスを停止してください。

    WWWサーバやサーブレットのサービスの停止方法は、ワークユニット停止用のひな型(ワークユニット停止サンプル:lw-wustop.sh.sample)を参考にしてください。
    格納場所:「/opt/FJSVlw-gw/sample」ディレクトリ配下
  5. List Works同梱のデータベース(Symfoware)をインストールする、かつクラスタ構成にする場合は、PRIMECLUSTERを先にインストールしてからList Worksをインストールしてください。

(3) 環境設定ファイルの退避

本ソフトウェアをインストールし直す場合に、本作業が必要です。環境設定ファイルおよびJSPファイルを編集して使用していた場合は、以下のファイルを退避してください。