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Interstage List Works V10.4.0 インストールガイド
FUJITSU Software

3.1.2 旧バージョンレベルのList Worksとの整合性

旧バージョンレベルのList Worksと組み合わせて運用する場合の整合性について、説明します。

(1) リスト管理サーバがV10.4.0(List Works)の場合

V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバを、旧バージョンレベルのコンポーネントと組み合わせて運用する場合の整合性について、説明します。

アプリケーションサーバ上のList Worksのバージョンレベル

V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバに接続可能な、アプリケーションサーバ上のList Works(リスト管理サーバまたは帳票データ転送アダプタ)は、以下のバージョンレベルです。

Windows版 : List Works V6.0L10~V9.0.1

Solaris版 : ListWORKS 10.1~List Works V8.0.2


アプリケーションサーバ上で帳票を仕分けない場合は、帳票データ転送アダプタが必要です。帳票を仕分ける場合は、Enterprise Editionのリスト管理サーバが必要です。

注意

アプリケーションサーバ上の旧バージョンレベルのList Worksからは、帳票名に全角文字および半角カナを含む帳票を登録できません。登録結果が、エラーとなります。

Web連携用サーバ上のList Worksのバージョンレベル

V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバに接続可能な、Web連携用サーバ上のWebゲートウェイサーバは、以下のバージョンレベルです。

Windows版 : List Works V6.0L10~V9.0.1

Solaris版 : ListWORKS 10.1~List Works V8.0.2


旧バージョンレベルのWebゲートウェイサーバから、WebクライアントにListPrint(ActiveXコントロール)をダウンロードした場合、Webクライアントが使用できる機能は、Webゲートウェイサーバのバージョンレベルで提供している範囲の機能です。以降のバージョンレベルでサポートされた機能は、使用できません。

Webゲートウェイサーバは、接続するリスト管理サーバと同じバージョンレベルを推奨します。

ポイント

V10.4.0(List Works)の機能を使用する場合には、V10.4.0(List Works)のWebゲートウェイサーバからListPrint(ActiveXコントロール)をダウンロードしてください。

List Worksクライアントのバージョンレベル

V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバに接続可能なList Worksクライアントは、以下のバージョンレベルです。

Windows版 : List Works V6.0L10~V9.0.1

Solaris版 : ListWORKS 10.1~List Works V8.0.2


List Worksクライアントが使用できる機能は、各List Worksクライアントのバージョンレベルで提供している範囲の機能です。以降のバージョンレベルでサポートされた機能は、使用できません。

また、旧バージョンレベルでサポートしていた機能が、接続先のリスト管理サーバで廃止されている場合、リスト管理サーバ上の帳票に対する操作は動作保証しません。

注意

  • 旧バージョンレベルのList Worksクライアントから、V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバに接続した場合、以下のフォルダは表示されません。そのため、以下のフォルダを使用する機能(受信フォルダのプロパティの変更、リモート印刷、ファイリングなど)は、使用できません。

    • 受信フォルダ

    • 印刷フォルダ

    • グループフォルダ

    • 装置フォルダ

    上記のフォルダを表示/使用するには、本版のクライアントをインストールしてください。

  • 旧バージョンレベルのList Worksクライアントから、保管フォルダは作成できません。

  • 帳票項目の設定で、先頭/中間/最後のページごとに異なる範囲を設定する場合は、すべてのクライアントのList WorksのバージョンレベルをListWORKSV10.0L20、またはList Works V6.0L10以降にバージョンレベルアップしてください。ListWORKS V10.0L10以前のクライアントからは、帳票が表示できなくなります。

List Worksクライアントは、接続するリスト管理サーバと同じバージョンレベル、またはリスト管理サーバよりも新しいバージョンレベルを推奨します。

配信先サーバ上のList Worksのバージョンレベル(富士通ホスト帳票のみ)

他サーバのList Worksに帳票を仕分ける場合は、旧バージョンレベルのList Worksへ配信できません。配信先のList Worksのバージョンレベルは、配信元と同じかそれ以上のバージョンレベルである必要があります。

(2) アプリケーションサーバ上のList WorksV10.4.0(List Works)の場合

アプリケーションサーバ上の、List Works V10.4.0(List Works)のリスト管理サーバまたは帳票データ転送アダプタは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。

(3) WebゲートウェイサーバがV10.4.0(List Works)の場合

V10.4.0(List Works)のWebゲートウェイサーバは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。

(4) List WorksクライアントがV10.4.0(List Works)の場合

V10.4.0(List Works)のList Worksクライアントは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。