旧版クライアントが混在する環境で、List Worksを運用する場合の留意事項を、以下に示します。
以下の「条件」に該当するとき、「操作」をした場合は、List Works V10.3.0以前のクライアントでは、帳票を表示できません。すべてのクライアントのList Worksのバージョンレベルを、最新のバージョンレベルにバージョンレベルアップしてください。
ListPrint.propertiesファイルで、以下のいずれかを設定している。
「option.field.findtarget」に「1(検索する対象範囲に表示する列を選択する機能を使用する)」を設定している
「mainbar.buttons」に「35(マスキング範囲の設定)」を設定している
「extendbar.buttons」に「35(マスキング範囲の設定)」を設定している
ListPrint.propertiesファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。
Webクライアントで、以下のいずれかの操作を行う。
帳票項目の設定
抜き出し検索範囲の設定
オーバレイの原点位置を調整
マスキング範囲の設定
List Works V10.4.0で印刷データの空白文字を文字データとして扱う設定を行って登録した帳票に対して、List Works V10.3.0以前のクライアントから以下の操作を行うと、空白文字が文字データとして扱われます。
クリップボードへのコピー
CSV形式またはText形式へのデータ変換
なお、上記以外の表示/操作では、空白文字は無視されます。
【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの「Unicodeの扱い」で「文字コード」を設定しているList Works V10.3.0のクライアントから、リスト管理サーバ上にある帳票を表示すると、文字が正しく描画されずに、文字化けする場合があります。