帳票ビューアは、HOST PRINTに含まれる印刷依頼済データを表示する機能です。List Worksでは、帳票の登録時に「VSPシリーズにホスト帳票を印刷する」指定がされている帳票を表示する場合に使用します。
帳票ビューアを利用する場合、以下のことに注意してください。
ホスト連携プレミアムのLBPサポート(FMLBP114)でサポートしている機能範囲で帳票を表示し、そのほかの印刷属性は無視します。
以下に、メディアごとの表示内容について示します。
メディア | 表示の内容 |
---|---|
文字 | LBPサポートと同じ機能範囲で表示します。 詳細は、“HOST PRINTのマニュアル”を参照してください。 |
オーバレイ | OPR用のオーバレイは表示できません。 ただし、APSライタ定義で「TERMOVERLAY(YES)」を指定し、かつLBPサポート用のオーバレイを同じ名前でPCサーバに登録している場合は、LBPサポート用のオーバレイで代替して表示します。 |
グラフ | 表示できません。 グラフがある場合は、無視して表示します。 |
イメージ | 表示できません。 イメージがある場合は、無視して表示します。 |
PS5000シリーズプリンタでは、連続紙もカット紙属性で表示します(ホスト印刷の場合)。このため、11インチの連帳に印刷する場合は、ライタのデフォルト値を「A4 LP 偏倍モード」にしておくと見やすくなります。また、PRTFILEコマンドやJCLで用紙サイズを指定しないことをお勧めします。
帳票を表示する場合は、表示するクライアントにてホスト連携プレミアム(帳票管理サービスクライアント)をインストールしておく必要があります。
印刷フォルダのコメント名に対して、ホスト連携プレミアムのセットアップ(JOB情報セットアップ)をする必要があります。また、画面表示のためにファイル共有を利用しているので、大量ページで利用する場合は回線の負荷を考慮する必要があります。
帳票ビューアを使用する場合、HOST PRINTのジョブ情報の追加で帳票管理を選択し、あて先の中から該当する印刷フォルダのコメント名を選択してください。この際、必ずホストの通信を停止して行ってください。
HOST PRINTのジョブ情報の追加については、“HOST PRINTのマニュアル”を参照してください。