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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

7.1.3 文字コードごとのサポート文字種 <Solaris版/Linux版>

NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票をSolaris版List WorksまたはLinux版List  Worksで扱う場合に、アプリケーションの入力データや帳票の項目に指定する文字について、各文字コード系でのサポート文字種について説明します。


NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票で指定する文字が、どの文字コード系を示すかは、各アプリケーションの実行環境の設定によります。


シフトJISの場合

文字種

サポート状況

備考

JIS非漢字

JIS第一水準漢字

83JISで字体変更された文字は新字体で出力されます。

JIS第二水準漢字

NEC特殊文字、
IBM拡張文字、
NEC/IBM選定文字

以下のNEC特殊文字については、対応定義をしないと出力できません。

利用者定義文字

利用者定義文字を登録することで出力できます。(注)

○:サポート

注:利用者定義文字を登録するためには、Charset Managerが必要になります。


EUC(U90)の場合

文字種

サポート状況

備考

JIS非漢字

JIS第一水準漢字

83JISで字体変更された文字は旧字体で出力されます
(注1 ←83JISで字体変更された文字のみ)
(注2)

JIS第二水準漢字

OASYS拡張文字

(注1)

JEF拡張漢字

JEF拡張非漢字

利用者定義文字

利用者定義文字を登録することで出力できます。(注1)

○:サポート

注1:

Charset Managerがインストールされている場合に、Charset Managerが提供している文字パターンファイル内の文字パターンを取り出し、イメージ化して出力します。
このため、List Worksの以下の機能では、文字として扱われません。

  • クリップボードへの複写

  • データのファイル出力

  • 文字列の検索

注2:

帳票の項目(帳票名など)の場合、83JISで字体変更した文字は、’_’(アンダースコア)に置き換えられます。


EUC(S90)の場合

文字種

サポート状況

備考

JIS非漢字

JIS第一水準漢字

83JISで字体変更された文字は新字体で出力されます。

JIS第二水準漢字

利用者定義文字

利用者定義文字を登録することで出力できます。(注)

○:サポート

注:利用者定義文字を登録するためには、Charset Managerが必要になります。


Unicode(UTF-8)の場合 <Solaris版>

入力データの文字コード系がUnicode(UTF-8)の場合、List WorksではシフトJISコードに変換されます。

シフトJISの非漢字、第一水準漢字、第二水準漢字は文字コードとして扱われます。

利用者定義文字は、Charset Managerをインストールし、利用者定義文字を登録することで出力できます。


シフトJISに変換できない文字については、Charset Managerがインストールされている場合に、Charset Managerが提供している文字パターンファイル内の文字パターンを取り出し、イメージ化して出力します。

この場合、List Worksの以下の機能では、文字として扱われません。