NetCOBOLと直接連携する場合に、List WorksがサポートするNetCOBOLの機能サポート範囲について説明します。
NetCOBOLの機能の詳細については、“NetCOBOLのマニュアル”を参照してください。
ページ属性に関する機能のサポート範囲について、以下に示します。
COBOLの機能 | 電子帳票出力時 | 備 考 |
---|---|---|
フォームオーバレイ | △ | オーバレイパターングループは未対応 |
フォームオーバレイ焼き付け回数1~255 | ○ | 焼き付け回数は、複写数と同じ値が採用されます。 |
複写数1~255 | ○ | |
FCB 6/8/12LPI | ○ | |
フォーマット定義体 | × | |
複写修正モジュール名 | × | OSIV系システム固有機能またはプリンタ固有情報であるため、意味を持たない指定です。 |
複写修正開始番号1~255 | × | |
複写修正文字配列テーブル番号0~3 | × | |
用紙識別名 | × | |
文字配列テーブル/追加文字セット | × | |
ダイナミックロード | × | |
オフセットスタック | × | |
印刷形式 | △ | 用紙の向きとして、P(ポートレートモード)、L(ランドスケープモード)を指定できます。 Linux版のリモート印刷の場合、連帳で定義された帳票は出力できません。 |
用紙サイズ | ○ | プリンタドライバがサポートする任意の用紙サイズは利用できません。任意の用紙サイズを利用する場合は、電子帳票情報ファイルで用紙の縦長/横長を指定します。 Linux版の場合、カット紙に任意の用紙サイズを指定できません。連帳の場合は、任意の用紙サイズのみ指定できます。 |
用紙供給口 | × | プリンタ(紙)に出力する場合に意味を持つ機能です。List Worksでは、これらの指定は無視されます。 |
用紙排出口 | × | |
印刷面 片面/両面 | × | |
印刷面位置付け 表面/裏面 | × | |
印字禁止領域 | ○ | |
とじしろ方向 | ○ | プリンタ(紙)に印刷するときの機能のため、帳票を画面に表示する際は意味がありません。List Worksの画面表示では、これらの指定は無視されます。ただし、一度電子化した帳票を後で印刷する場合は有効になります。 |
とじしろ幅0~9999:1/1440インチ単位 | ○ | |
印刷原点位置 | ○ | |
文書名 | ○ | I制御レコードの「DOC-INFO」および環境変数情報「@CBR_DocumentName_xxx」で指定した文書名は無視されます。印刷情報ファイルのDocumentName指定を使用してください。 |
○:サポート
△:条件付きサポート
×:未サポート(指定は無効になります)
注意
List Worksがサポートするコード系は、以下のようになります。
Windows版の場合
シフトJIS、UNICODE(UCS2)、Unicode(UTF-8)、Unicode(UTF-16リトルエンディアン)、Unicode(UTF-16ビッグエンディアン)、Unicode(UTF-32リトルエンディアン)、Unicode(UTF-32ビッグエンディアン)
Solaris版の場合
シフトJIS、EUC(U90)、Unicode(UTF-8)
NetCOBOLプログラムの翻訳時に指定するコード系を、対応するコード系に変更してください。
NetCOBOLプログラムのWRITE文に記述したレコードにおいて、同一基本項目内に1バイトコード系と2バイトコード系が混在しないようにしてください。
文字属性に関する機能のサポート範囲について、以下に示します。
COBOLの機能 | 電子帳票出力時 | 備 考 | |
---|---|---|---|
文字ピッチ | ○ | ||
文字ピッチ | ○ | ||
書体 | 書体名 | ○ | |
書体番号 FONT-001~FONT-999 | ○ | ||
文字回転 | 横書き | ○ | |
縦書き(反時計回り90度) | ○ | ||
文字形態 | 全角/半角/平体/長体/倍角 | ○ | |
ボールド/イタリック | ○ | Windows用にカスタマイズしたフォントテーブルを指定する必要があります。 | |
水平スキップ | ○ |
○:サポート