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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.3 帳票の仕分け <EEのみ>

List Works EEでは、帳票の仕分け機能を利用することができます。

帳票の仕分け機能は、帳票を分割し、別々の登録先に仕分けることができます。また、登録先としてネットワーク上の別のList Worksサーバを指定することができます。

List Worksサーバ内のリスト管理サーバ(仕分け機能)で帳票の仕分けを行いますが、NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合に、アプリケーションサーバ、List Worksサーバを別サーバ機で運用する際は、アプリケーションサーバ内のリスト管理サーバ(仕分け機能)で帳票の仕分けを行います。


注意

  • 以下の場合、富士通ホスト帳票をList Worksで仕分けることはできません。

    • OSIV Systemwalker/PrintASSORTで、帳票を仕分けた場合

    • OSIV LISTVIEWで、帳票を分割、または帳票に帳票情報を付加した場合

    • APS/NPで、帳票に連携情報を付加した場合

  • 帳票の仕分け機能では、富士通ホスト上で作成した1トランザクションの帳票を、登録時に1帳票にすることはできません。PrintASSORTを利用して、1トランザクションの帳票を1帳票にしてください。


帳票の仕分け機能の概要を以下に示します。

 帳票の仕分け機能の詳細については、“帳票仕分けガイド”を参照してください。

帳票の配信方法の選択

以下の配信方法が選択できます。ただし、帳票の種類によっては、選択できない場合もあります。

代表仕分け

同じ仕分け条件に対して配信先が複数ある場合に、帳票の各ページを、それぞれ1箇所(仕分け条件が最初に該当した配信先)だけに仕分けます。

同報仕分け

各ページを複数箇所(仕分け条件が該当する配信先すべて)に仕分けします。

帳票情報の付加

帳票には、帳票の保管先や、帳票の帳票名、コメント、有効期限などの帳票情報を付加できます。

仕分け後の処理

仕分け後の処理方法を指定できます。仕分け後の処理には、以下のものがあります。帳票の種類によって、指定できる処理が異なります。

仕分け条件

Windows版の場合、仕分けの条件には、印刷データ内の文字列、オーバレイ名、またはページを指定できます。

Solaris版/Linux版の場合、仕分けの条件には、印刷データ内の文字列やオーバレイ名を指定できます。富士通ホスト帳票については、仕分けの条件として、ページを指定することもできます。

仕分け結果の分割

ページごとに存在する印刷データ内の特定文字列やオーバレイ名を指定して、仕分け後の帳票をさらに分割することができます。