DBミラーリングシステムの運用対象資源をDBミラーリングシステムがサポートする格納構造に変更する方法を、以下に説明します。
Symfoware Serverのrdbunlコマンドを使用し、未サポート資源のデータを退避します。
Symfoware Serverのrdbddlexコマンドを使用し、未サポート資源の再定義を行います。
RANDOM構造の表の場合
表とインデックスのDSO定義を削除し、SEQUENTIAL構造の定義で再作成します。
一意性制約がない表の場合
表定義を削除したあと、一意性制約を付加して定義を行います。
格納構造定義を簡略化する設定で、Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイルにDEFAULT_DSI_NAME=CODEを指定している場合
以下のいずれかを実施して、作成したテーブルの再定義を行います。
テーブル定義を簡略化、または格納領域指定せずに再定義する。
Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_NAMEパラメタを省略またはDEFAULT_DSI_NAME=STANDARDに指定して再定義する。
Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを使用し、退避したデータのロード処理を行います。
ポイント
Symfoware Serverのrdbunlコマンド、rdbddlexコマンドおよびrdbsloaderコマンドは、セットアップ時またはDBミラーリングサービス通常停止状態で実施します。
参照
rdbunlコマンド、rdbddlexコマンドおよびrdbsloaderコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
データベースの格納構造を変更する方法の詳細は、“RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。
DBミラーリングシステムの運用開始後に定義変更を行う場合は“Mirroring Controller 運用ガイド”の“データベースの定義の変更”を参照してください。