正センタマスタノードの表データを、全件複写によりその他のノードに移行します。
全件複写の実施により、正センタマスタノードで取得した表のDSIの退避データをその他のノードの表のDSIに適用して、関連するすべてのインデックスのDSIも同時に創成します。
全件複写の単位は表のDSIです。
全件複写を実施する場合は以下の操作を行います。
“全ノードでのデータベース保守”の手順でバックアップセンタ運用およびDBミラーリングサービスを停止
正センタマスタノードでの表のDSIの退避データ取得
その他のノードでの表のDSIの退避データ適用
“全ノードでのデータベース保守”の手順でバックアップセンタ運用およびDBミラーリングサービスを起動
注意
格納データを暗号化している場合でも、rdbunlコマンドを使用して取得したDSIの退避データは暗号化されません。退避データをその他のノードに転送するときは、opensslコマンドなどのツールを使用して退避データを暗号化してください。また、退避データが不要となった際にはファイルを削除してください。
参照
全ノードでのデータベースの保守については、“5.8.8 全ノードでのデータベースの保守”を参照してください。