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Symfoware Server V12.1.0 データベース簡単運用ガイド
FUJITSU Software

2.5 アップグレードインストール

同じOS上で動作する現在のバージョンを、新しいバージョンに置き換える場合に行います。

アップグレードインストールの手順を以下に説明します。

注意

  • 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされている場合は、アンインストールと管理(ミドルウェア)を必ず停止した状態でインストールしてください。

  • インストールは、“Administrators”グループに属するユーザが行ってください。

  • 以下のいずれかの場合は、インストールを行う前に以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切替えを行う必要があります。またインストールが終了したあとは、以下のコマンドを実行し、実行モードに切替えてください。

    • Windows Server(R) 2003またはWindows Server(R) 2003 R2

      ターミナル サーバーをインストールしている場合

    • Windows Server(R) 2008

      ターミナル サーバーの役割サービスをインストールしている場合

    • Windows Server(R) 2008 R2、Windows Server(R) 2012またはWindows Server 2012 R2

      リモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト)の役割サービスをインストールしている場合

    【インストール前】

    CHANGE USER /INSTALL

    【インストール後】

    CHANGE USER /EXECUTE

1. サービスの停止

Symfoware Server、WebAdminおよびWebDBtoolsの停止方法について説明します。

1) Symfoware Serverの停止

WebAdminでSymfoware Serverを停止します。

2) WebAdminの停止

以下に、WebAdminのサービスの停止手順を説明します。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを停止する

    サービス名“Symfoware WAD web”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。
    サービス名“Symfoware WAD ap”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

3) WebDBtoolsの停止

以下に、WebDBtoolsのサービスの停止手順を説明します。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを停止する

    サービス名“SymfoWARE WDT”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

2. DVDのセット

Symfoware ServerのDVDをドライブにセットします。

3. インストールプログラムの実行

DVDを挿入すると、インストールメニューが表示されるので、[インストール]ボタンをクリックします。

注意

オートランを解除している場合、または動作OSがターミナルサービスの場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。[ファイル名を指定して実行]または[エクスプローラ]から以下のファイルを実行してください。

Z:\autorun.exe

Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。

参考

以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[続行]ボタンをクリックして、インストールを継続してください。

画面の指示に従い、アップグレードインストールを実行してください。

4. WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ

アップグレードインストール完了後に、WebAdminおよびWebDBtoolsのセットアップを実施してください。

参照

セットアップの詳細は、“D.3.5 WebAdminのセットアップ”および“D.3.6 WebDBtoolsのセットアップ”を参照してください。

5. サービスの開始

Symfoware Server、WebAdminおよびWebDBtoolsの起動方法について説明します。

1) WebAdminの起動

以下に、WebAdminのサービスの起動手順を説明します。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを起動する

    サービス名“Symfoware WAD web”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
    サービス名“Symfoware WAD ap”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。

2) WebDBtoolsの起動

以下に、WebDBtoolsのサービスの起動手順を説明します。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    [スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. サービスを起動する

    サービス名“SymfoWARE WDT”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。

3) Symfoware Serverの起動

WebAdminでSymfoware Serverを起動します。