データベース簡単運用を実現する機能を説明します。
データベース簡単運用では、データベースの導入から運用までの作業を、GUIでのシンプルな操作で行うことができます。
データベースのデータ格納先とバックアップデータ格納先の2項目を設定するだけで、インストールからセットアップまでを行うことができます。これにより、インストール後すぐに業務を開始することができます。
データベース簡単運用では、データベースシステムの構築に必要な動作環境の作成および運用パラメタの設定は、システムのセットアップ時に自動的に行われるため、データベース資源の見積りや複雑なパラメタの設計などの作業は不要です。
Symfoware Serverで監視するデータベースの稼動状況やシステム資源の状態を、ビジュアルに表示します。
また、何らかのトラブルが発生した場合には、メッセージと対処方法が画面に表示されるため、時間をかけずに、効率的な対処が可能です。
データベースを一括して自動的にバックアップするため、バックアップ操作を行う必要がありません。
リカバリするときも、GUI上でのワンクリック操作で、バックアップを取得した時点または障害が発生する直前へリカバリすることができます。誤操作によるデータ破壊や、ディスク装置のディスク破壊にも、簡単な操作で、確実なリカバリが可能となります。
データ量の増加に対しても、Symfoware Serverが自動的に容量拡張を行います。データベース簡単運用では、デフォルトデータベーススペース機能により、容量不足に対する考慮が不要となっています。