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Symfoware Server V12.1.0 データベース簡単運用ガイド
FUJITSU Software

1.1 Symfoware Serverとは

インターネット技術の急速な進展にともない、超大容量・高速通信技術を核とした基幹ネットワークが社会インフラとして続々と整備されてきています。また、携帯電話の普及などにより、インターネットの利用者は、「だれでも、いつでも、どこからでも」アクセスすることが可能となり、その利用者の数も爆発的に増加しています。

このような背景のもと、企業における情報システムは、ビジネス継続性、ハイパフォーマンスといった安定稼動が求められています。一方で、今日の厳しいビジネス環境においては、企業、社会で多数運用されている情報システムそれぞれに専任の技術者を用意することは困難な状況となっています。誰でも、簡単に、情報システムを構築するためのインフラが必要とされています。

Symfoware Serverでは、情報システムに対するさまざまな要件に応えるデータベースエンジンを提供しています。小、中規模のミッドレンジシステムから大規模なミッションクリティカルシステムにいたるまで、システム規模に応じた、さまざまなニーズに対応することができます。

図1.1 Symfoware Serverの製品体系

Symfoware Server Lite Editionでは、小規模システム向けに、データベースシステムの導入から運用までを簡単に行うためのGUI操作環境を提供しています。

Symfoware Server Lite Editionが想定している規模については、“付録A 想定規模”を参照してください。