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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

6.8.2 証明書ファイルの期限が切れた場合の対処

CA証明書ファイル、サーバ証明書ファイルの期限が切れることにより、エラーが発生する可能性があります。

期限が切れていた場合は、“5.5.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新”にしたがって、認証局から新しい証明書を発行してもらった後、各ファイルの格納先ディレクトリへ配置してください。

リカバリ操作の手順

運用系および待機系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。

★ クライアントからのコネクション接続でサーバ証明書ファイルの期限切れが発生

(1) スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。    ―――― クラスタ管理
                                                                ビューまたは
                                                                 clstopsvcコマンド
(2) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。
    Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログおよびメッセージログファイルに、
    Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止していることを確認します。
(3) サーバ証明書ファイルを更新します。
    サーバ証明書ファイルの更新手順は、
    "5.5.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新"を参照してください。
(4) ディスクリソースを活性状態にします。
    ディスクリソースの活性手順は、
    “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする”
    を参照してください。
(5) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認)                           ―――― rdbstartコマンド
(6) Symfoware/RDBを停止します。(動作確認)                           ―――― rdbstopコマンド
(7) ディスクリソースを非活性状態にします。
    ディスクリソースの非活性手順は、
    “5.1.4 ディスクリソースを非活性状態にする”
    を参照してください。
(8) サーバ証明書ファイルを配置します。
    (3)で更新したサーバ証明書ファイルを待機系に配置してください。
(9) ディスクリソースを活性状態にします。
    ディスクリソースの活性手順は、
    “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする”
    を参照してください。
(10) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認)                           ―――― rdbstartコマンド
(11)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認)                           ―――― rdbstopコマンド
(12)ディスクリソースを非活性状態にします。
    ディスクリソースの非活性手順は、
    “5.1.4 ディスクリソースを非活性状態にする”
    を参照してください。
(13)スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。   ―――― クラスタ管理
                                                                ビューまたは
                                                                clstartsvcコマンド