CA証明書ファイル、サーバ証明書ファイルの期限が切れることにより、エラーが発生する可能性があります。
期限が切れていた場合は、“5.5.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新”にしたがって、認証局から新しい証明書を発行してもらった後、各ファイルの格納先ディレクトリへ配置してください。
リカバリ操作の手順
運用系および待機系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。
★ クライアントからのコネクション接続でサーバ証明書ファイルの期限切れが発生 (1) スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。 ―――― クラスタ管理 ビューまたは clstopsvcコマンド (2) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。 Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログおよびメッセージログファイルに、 Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止していることを確認します。 (3) サーバ証明書ファイルを更新します。 サーバ証明書ファイルの更新手順は、 "5.5.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新"を参照してください。 (4) ディスクリソースを活性状態にします。 ディスクリソースの活性手順は、 “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする” を参照してください。 (5) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド (6) Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド (7) ディスクリソースを非活性状態にします。 ディスクリソースの非活性手順は、 “5.1.4 ディスクリソースを非活性状態にする” を参照してください。
(8) サーバ証明書ファイルを配置します。 (3)で更新したサーバ証明書ファイルを待機系に配置してください。 (9) ディスクリソースを活性状態にします。 ディスクリソースの活性手順は、 “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする” を参照してください。 (10) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド (11)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド (12)ディスクリソースを非活性状態にします。 ディスクリソースの非活性手順は、 “5.1.4 ディスクリソースを非活性状態にする” を参照してください。
(13)スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。 ―――― クラスタ管理 ビューまたは clstartsvcコマンド