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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

5.4.3 ユーザロググループ管理ファイルの変更

ユーザロググループ管理ファイルを変更するときの手順を、以下に示します。

  1. スタンバイクラスのクラスタサービスの停止

  2. ロググループ管理ファイルの再作成

  3. ユーザロググループ用のログ管理ファイルの再作成

  4. ユーザロググループ用のアーカイブログファイルの再作成

  5. ユーザロググループ用のテンポラリログファイルの再作成

変更方法の詳細については、“4) Symfoware/RDB環境の作成”を参照してください。

(1)スタンバイクラス配下の業務を完全に停止します。
(2)スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。      ――――クラスタ運用管理
                                                                 ビューまたは
                                                                 clstopsvcコマンド
(3)Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。
    Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログ
    およびメッセージログファイルに、Symfoware/RDBの停止
    メッセージが出力されるので、正常に停止していること
    を確認します。
(4)ディスクリソースを活性状態にします。
    ディスクリソースの活性手順は、
   “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする”
    を参照してください。
(5)ログ管理ファイルの配置先を確認します。                ―――― rdblogコマンド
                                                                  (Vオプションかつ
                                                                   Iオプション)
(6)テンポラリログファイルの配置先を確認します。          ―――― rdblogコマンド
                                                                 (Vオプションかつ
                                                                  tオプションかつ
                                                                  gオプション)
(7)アーカイブログファイルの配置先を確認します。          ―――― rdblogコマンド
                                                                 (Vオプションかつ
                                                                  aオプションかつ
                                                                  gオプション)
(8)RDB構成パラメタファイルのRDBLOGGROUPMANAGEに、        ―――― テキストエディタで
    ロググループ管理ファイルの新しい配置先を指定します。          編集
(9)ロググループ管理ファイルを再作成します。              ―――― rdblogコマンド
                                                                  (Mオプション)
    変更前のロググループ管理ファイルと同一のローデ
    バイスにユーザロググループのログ管理ファイルが
    存在する場合                                  ⇒(10)
    変更前のロググループ管理ファイルと同一のローデ
    バイスにユーザロググループのログ管理ファイルが
    存在しない場合                                ⇒(15)
(10)ユーザロググループのログ管理ファイルをロググループ    ―――― rdblogコマンド
    管理ファイルと同じローデバイスに作成します。                  (Iオプションかつ
                                                                   gオプション)
(11)(10)で作成したユーザロググループのすべての            ―――― rdblogコマンド
    アーカイブログファイルを再登録します。                        (Aオプションかつ
                                                                   aオプション)
(12)すべてのアーカイブログファイルが正常に登録された      ―――― rdblogコマンド
    ことを確認します。                                            (Vオプションかつ
                                                                   aオプションかつ
                                                                   gオプション)
(13)(10)で作成したユーザロググループのテンポラリ          ―――― rdblogコマンド
    ログファイルを再登録します。                                  (Aオプションかつ
                                                                   tオプション)
    ただし、(10)で作成したユーザロググループに            ―――― rdblogコマンド
    おいて、ログ管理ファイルと同一ローデバイスに                  (Gオプションかつ
    テンポラリログファイルを配置していた場合は、                   tオプションかつ
    そのテンポラリログファイルの再作成を行います。                 rオプションかつ
                                                                   gオプション)
(14)テンポラリログファイルが正常に登録、または            ―――― rdblogコマンド
    再作成されたことを確認します。                                (Vオプションかつ
                                                                   tオプションかつ
                                                                   gオプション)
(15)すべてのログ管理ファイルを再登録します。              ―――― rdblogコマンド
    ただし、(10)で作成したユーザロググループの再登録              (Aオプションかつ
    は不要です。                                                   Iオプション)
(16)すべてのログ管理ファイルが正常に登録されたことを      ―――― rdblogコマンド
    確認します。                                                  (Vオプションかつ
                                                                   Iオプション)
(17)Symfoware/RDBを起動します。(動作確認)                 ―――― rdbstartコマンド
(18)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認)                 ―――― rdbstopコマンド
(19)ディスクリソースを非活性状態にします。
    ディスクリソースの非活性手順は、
   “5.1.4 ディスクリソースを非活性手順状態にする”
    を参照してください。
(20)スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。     ――――クラスタ運用管理
                                                                 ビューまたは
                                                                 clstartsvcコマンド
(21)業務を再開します。