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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.1.18 lvrestlwコマンド

旧版のサーバにおいて、LISTVIEWクライアントを使用して退避した管理簿(保管フォルダ)をディレクトリ配下に復元するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。

注意

  • List Worksへ移行するには、本コマンドの実行後にlvtrslwコマンドを実行する必要があります。

     lvtrslwコマンドについては、“2.1.27 lvtrslwコマンド”を参照してください。
  • Solaris 11では、本コマンドは使用できません。


形式

lvrestlw  -udir
          -ttitle
          -nname
          -dfile
          -mnum
         [-ppasswd] 

オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。

空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。


説明

-u

退避した管理簿(保管フォルダ)を格納するディレクトリ(復元先)を、dirに185バイト以内の物理パスで指定します。

-t

復元した保管フォルダの名前を、titleに全角20文字(半角40文字)で指定します。

-n

復元した保管フォルダの作成者名を、nameに全角8文字(半角16文字)で指定します。

-d

復元元媒体の特殊ファイル名を、fileに32バイト以内で指定します。

-m

退避時に指定した媒体内でのデータの位置(先頭からのテープマークの数)をnumに指定します。

-p

退避時に指定したパスワードを、passwdに8バイト以内で指定します。


注意

  • 保管フォルダのディレクトリの名前部分と保管フォルダ名には、以下の半角文字は使用できません。

    \  ,  .  :  ;  ?  /  <  >  *  |  "  ^  '

    また、以下の全角文字も使用できません。

      ~  -  ∥  ¢  £  ¬  \  ¦  ―   ̄

  • 復元した保管フォルダ名の先頭には、「*」(半角)が付加されます。最大40バイトの保管フォルダ名を指定した場合は、末尾の文字が削除されます。

  • エラーが発生した場合は、標準出力にエラー情報とコマンドの仕様が出力されます。


復帰値

0

正常

0以外

異常


使用例

「/LW/restdata」配下に「/dev/rmt/0」の1番目のデータを復元する例を示します。

# lvrestlw -u/LW/restdata  -t復元フォルダ -n帳票太郎 -d/dev/rmt/0 -m1