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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

1.1.5 F5CWCKLG.EXE

指定した操作ログの改ざんチェックを行うコマンドです。F5CWCKLG.EXEを実行することで、改ざんされていた場合に以下のことが分かります。

改ざんを検知した時点でメッセージを標準出力に出力します。改ざんチェックは、操作ログの最後まで行います。

本コマンドは、管理者だけが実行することができます。


参考

操作ログの退避、本コマンドの起動を、バッチとして作成して実施する運用を推奨します。


形式

F5CWCKLG.EXE   -F操作ログのファイル名

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。


説明

-F

改ざんチェックを行う操作ログのファイル名を、256バイト以内の物理パスで指定します。必須項目です。

注意

  • 改ざんチェックは、リスト管理サーバの環境設定で「ログの改ざん検知を有効にする」を設定したあと、世代が切り替わった操作ログが対象となります。

    「ログの改ざん検知を有効にする」を設定していない状態で取られている操作ログに対して、改ざんチェックを行うとエラーになります。

  • 改ざんチェックを行う際は、List Worksサービスを停止する必要があります。または、対象の操作ログを退避して、退避した操作ログに対して本コマンドを実行してください。


復帰値

0

改ざんされていない

1

改ざんされている

2以上

異常


使用例

「c:\listworks\data」配下に退避した操作ログ(ListLog.csv)に対して、改ざんチェックを実施します。

F5CWCKLG.EXE -FC:\listworks\data\ListLog.csv