指定した操作ログの改ざんチェックを行うコマンドです。F5CWCKLG.EXEを実行することで、改ざんされていた場合に以下のことが分かります。
行単位での改ざん/削除があるか
改ざん/削除されている行
改ざんを検知した時点でメッセージを標準出力に出力します。改ざんチェックは、操作ログの最後まで行います。
本コマンドは、管理者だけが実行することができます。
参考
操作ログの退避、本コマンドの起動を、バッチとして作成して実施する運用を推奨します。
形式
F5CWCKLG.EXE -F操作ログのファイル名
空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。
説明
改ざんチェックを行う操作ログのファイル名を、256バイト以内の物理パスで指定します。必須項目です。
注意
改ざんチェックは、リスト管理サーバの環境設定で「ログの改ざん検知を有効にする」を設定したあと、世代が切り替わった操作ログが対象となります。
「ログの改ざん検知を有効にする」を設定していない状態で取られている操作ログに対して、改ざんチェックを行うとエラーになります。
改ざんチェックを行う際は、List Worksサービスを停止する必要があります。または、対象の操作ログを退避して、退避した操作ログに対して本コマンドを実行してください。
復帰値
改ざんされていない
改ざんされている
異常
使用例
「c:\listworks\data」配下に退避した操作ログ(ListLog.csv)に対して、改ざんチェックを実施します。
F5CWCKLG.EXE -FC:\listworks\data\ListLog.csv