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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

1.1.2 F5CWACIM.EXE

管理者ツールの「アクセス権のインポート」機能をコマンドラインで実行するコマンドです。保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に対して、アクセス権を一括して設定することができます。

 インポート時の「アクセス権データファイル」の形式や編集方法など、「アクセス権のインポート」機能の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。

形式

F5CWACIM.EXE  -Aアクセス権データファイル
              -UユーザID
              -Pパスワード
             [-Hホスト名]
             [-C]

空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。


説明

-A

「アクセス権データファイル」に、インポートするアクセス権が記述されているファイル名を、256バイト以内の物理パスで指定します。必須項目です。

-U

リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)を、36バイト以内で指定します。必須項目です。

-P

リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)のパスワードを、255バイト以内で指定します。必須項目です。

-H

リスト管理サーバのホスト名を、64バイト以内で指定します。指定しない場合は、「localhost」が指定されたとみなされます。

-C

「アクセス権データファイル」に、インポートできないアクセス権の記述があっても、処理を継続して行う場合に指定します。

指定しない場合は、インポートできない記述以降の処理は行わず、その時点までのインポート処理を完了して終了します。


注意

他の利用者が使用中の場合や、存在しないフォルダ/帳票が「アクセス権データファイル」に記述されている場合は、エラーにはなりません。-Cパラメタが指定されていなくても、処理は継続されます。インポート結果は、操作ログで確認してください。

 操作ログの詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

復帰値

0

正常

0以外

異常

注意

アクセス権のインポートに失敗した場合は、操作ログにエラーの詳細が出力されます。操作ログを確認して、失敗したアクセス権の指定を修正後、再度その部分だけインポートしてください。

 操作ログの詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

使用例

アクセス権データファイル「C:\listworks\data\import.dat」に記述されているアクセス権を、インポートします。インポート処理中にインポートに失敗したアクセス権があっても処理を継続して行います。

F5CWACIM.EXE  -AC:\listworks\data\import.dat
              -Uadministrator
              -Paaa
              -C