エミュレータ画面を示すオブジェクトです。
メソッド名 | 機能 | |
---|---|---|
JavaScript | VB/C# | |
forward | Forward | ユーザページ、エミュレータページ画面の表示 |
load | - | 外部JavaScriptの読み込み |
ユーザページ、エミュレータ画面の表示
クライアントスクリプト(JavaScript)から呼び出すとエミュレータ画面からサーバスクリプトが定義されたユーザページへ遷移します。サーバスクリプト(VB/C#)から呼び出すとユーザページからエミュレータ画面へ遷移します。これによりクライアントスクリプトとサーバスクリプト間を行き来することができます。
●呼び出し形式
forward(url) Forward(Url, Server, Context)
●パラメータ
パラメータ | 説明 | 省略時の初期値 | |
---|---|---|---|
JavaScript | VB/C# | ||
url | Url | 遷移先のページを指定 | 省略できません |
- | Server | アプリケーションで保持しているSystem.Web.HttpServerUtiltyのPage.Serverを指定 | 省略できません |
- | Context | アプリケーションで保持しているSystem.Web.HttpContextのPage.Contextを指定 | 省略できません |
注意
サーバスクリプトでForward関数を使用する場合は、aspxファイルにForward関数の呼び出しを記述する必要があります。また、aspxファイルはWSMGR for Webのインストールフォルダのwsmgrweb\wwwroot配下に置いてください。
●リターン値
関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合は、falseを返します。エラーの詳細は、getErrorメソッドにより取得できます。
●JavaScriptを用いて記述した例
var dspemu = new WsmgrDspemu(); // インスタンスの作成 dspemu.document.forward("/wsmgrweb/server.aspx"); // 指定されたページへ遷移
外部JavaScriptの読み込み
クライアントスクリプト(ユーザスクリプトファイル)に記述されたJavaSscriptをエミュレータページに読み込みます。
●呼び出し形式
load(name, charset)
●パラメータ
パラメータ | 説明 | 省略時の初期値 |
---|---|---|
name | エミュレータページで読み込むJavaScriptライブラリ名を指定 | 省略できません |
charset | Nameで指定したJavaScriptの文字コードを指定 | UTF-8 |
●リターン値
関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合は、falseを返します。エラーの詳細は、getErrorメソッドにより取得できます。
●JavaScriptを用いて記述した例
var dspemu = new WsmgrDspemu(); // インスタンスの作成 dspemu.document.load("pfd/pfd.js"); // wsmgrweb/userconfig/pfdフォルダ内のpfd.jsをロード dspemu.document.load("http://www.example.com/wsmgrweb/scripts/gyoumu1.js"); // wsmgrweb/scriptsフォルダ内のgyoumu1.jsをロード
注意
loadメソッドはUserScript.jsのロード時に呼び出されるよう定義してください。
loadメソッドで読み込んだJavaScriptライブラリに記載されている関数を各イベントのコールバック関数に指定する場合は、クライアントスクリプトに記載されているイベントのコールバック関数内で呼び出してください。