WSMGR for Webのホスト起動ファイル転送は、IBM製IWS95のBDXPC95プロトコルに準拠しています。BDXPC95ではファイル転送の開始時にホストから端末に対して転送に必要なパラメータが通知されます。
ここでは、BDXPC95に準拠したIBMホストサンプルプログラムを使ってホスト起動ファイル転送を行う場合を例として紹介します。
実際の運用時は、ホスト側プログラムのコマンド形式を参照してください。
■コマンド例
BDXHOST7 DSN(データセット名[メンバ名]) PARAM(‘パラメータ1,パラメータ2,・・・パラメータn’)
注1:MVS/TSOでの実施例です。コマンド投入画面で実施してください。
注2:[ ]内のパラメータは省略可能なことを示します。
●パラメータ例
パラメータは以下の組み合わせを指定します。
パラメータ | 説明/指定文字列 |
---|---|
転送方向 | ファイルの転送方向を指定します。省略不可です。 |
コード変換(省略可) | コード変換を行うかどうかを指定します。省略時はNOCONVとして解釈されます。 |
改行コード(省略可) | ホスト側の改行コードの制御を指定します。省略時はNOCRLFとして解釈されます。 |
シフトコード(省略可) | シフトコードの制御を指定します。省略時はSOSIとして解釈されます。 |
端末ファイル名 | 端末のファイル名を指定します。省略不可です。 |