FIMPORTコマンドの入力形式は次のとおりです。
コマンド | オペランド |
---|---|
FIMPORT | 〈データセット指定〉 |
注意
実際の入力では、コマンド・オペランドは複数行に分けずに、空白で区切りながら連続して入力してください。
例) FIMPORT TEST.DATA USING(D@P OPERATE)
■各オペランドの説明
端末の操作を自動化するために、DUETユーティリティで作成したパラメータリストの指定を行います。パラメータリストの指定は、パラメータリストファイル名、パラメータリスト識別番号によって行います。
パラメータリストファイル名は半角8文字以内、パラメータリスト識別番号は1~20の範囲の整数で指定します。
参考
パラメータリストファイル名の指定に際して、ピリオド(.)はアットマーク1個(@)に、コロン(:)はアットマーク2個(@@)に、それぞれ置き換えて入力します。パラメータリストファイル名は、これらの記号(@、@@)も含めて8文字以内でなければなりません。「.」1個が「@」1個と覚えておくとわかりやすくなります。
例) パラメータリストファイル名がD.Pの場合、D@Pと入力。
パラメータリストファイル名の指定に、ドライブ/パスのどちらも指定しなかった場合に使用するデフォルトの検索パスは、ファイル転送パラメータリストファイルリソース格納ディレクトリとなります。
USINGオペランドを使ってパラメータリストファイルを指定するには、あらかじめパラメータの設定を登録しておく必要があります。(→「23.5 DUETユーティリティ」参照)
OPERATE/NOOPERATEオペランドは、USINGオペランド使用時のみ有効となります。どちらかのオペランドを指定してください。オペランドの指定方法により、次のような動作が行われます。
オペランド | 動作 |
---|---|
OPERATEを指定した場合 | [ファイル受信設定]ダイアログが表示され、パラメータリストの内容変更が可能になります。 |
NOOPERATEを指定した場合 | USINGで指定したパラメータリストの内容に従って、自動的にファイル受信が行われます。このとき、[ファイル受信設定]ダイアログは表示されません。 |
省略した場合 | NOOPERATEオペランドが指定されたものとみなされます。 |
参考
NOOPERATEオペランドを使って自動的にファイルを受信するには、あらかじめパラメータの設定を登録しておく必要があります。(→「23.5 DUETユーティリティ」参照)
■FIMPORTコマンド入力例
データセットTEST.DATA を受信します。
パラメータリストを使用し、自動モードでデータセットを受信します。
パラメータリストファイル名= D.P
パラメータリスト識別番号 = 1