A.2.16 メッセージ番号に「RAR」を含むメッセージ

RAR5009:Cannot load external-jndi-resource factory-class ''[{0}]''

[可変情報]

{0}:ファクトリクラス名

[メッセージの意味]

外部リソースのファクトリクラスのロードに失敗しました。

[システムの処理]

エラーが発生したリソースのネーミングサービスの登録を行わずに処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR5010:external-jndi-resource factory-class ''[{0}]'' must be of type javax.naming.spi.InitialContextFactory

[可変情報]

{0}:ファクトリクラス名

[メッセージの意味]

外部リソースのファクトリクラスはjavax.naming.spi.InitialContextFactoryインタフェースを実装する必要があります。

[システムの処理]

エラーが発生したリソースのネーミングサービスの登録を行わずに処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR5011:Exception thrown creating initial context for external JNDI factory ''[{0}]''

[可変情報]

{0}:外部リソースのJDBCリソース名

[メッセージの意味]

外部リソースのためのInitial Contextの生成中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR5012:Cannot create external-jndi-resource factory-class ''[{0}]''

[可変情報]

{0}:外部リソースのファクトリクラス名

[メッセージの意味]

外部リソースのファクトリクラスの生成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR5029:Unexpected exception while registering component

[メッセージの意味]

コンポーネントの登録処理中に予期せぬ例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

本メッセージの直後に出力された例外情報を参考にして原因を取り除いてください。

RAR5031:System Exception

[メッセージの意味]

リソース操作中にシステム例外が発生しました。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[利用者の処置]

本メッセージの直後に出力された例外情報を参考にして原因を取り除いてください。

RAR5035:Unexpected exception while destroying resource from pool {0}. Exception message: {1}

[可変情報]

{0}:JDBCコネクションプール名
{1}:例外情報

[メッセージの意味]

リソース破棄中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

本メッセージの直前に出力された例外情報を参照してください。

INFO: RAR5074 : Table based validation detected invalid connection. Querying the table {0} failed.

[可変情報]

{0}:テーブル名

[メッセージの意味]

tableを選択した場合の接続検証の実行で、不正な接続を検出しました。テーブル{0}へのSELECT文の実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

インスタンスが起動しているかどうか、確認してください。また、インスタンスに接続するユーザーに対し、接続検証の対象となるテーブルへのSELECT権限が与えられているか、確認してください。

A.2.16.2 RAR5100番台のメッセージ

WARNING: RAR5117: Failed to obtain/create connection from connection pool [ {0} ]. Reason : {1}

[可変情報]

{0}:コネクションプール名
{1}:例外情報

[意味]

コネクションプールからのコネクション取得に失敗しました。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

例外情報を参考にして原因を取り除いてください。

INFO: RAR5118 : isValid based validation detected invalid connection.

[メッセージの意味]

検証方法にisValidを使用した接続検証で、不正な接続を検出しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

インスタンスが起動中か確認してください。また、インスタンスの状態が正常か確認してください。インスタンスのログ情報から原因を特定し、原因を取り除いて再度処理を実行してください。

WARNING: RAR5199 : The JDBC driver does not support isValid method

[メッセージの意味]

現在のドライバはisValidメソッドをサポートしていません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

isValidメソッドをサポートするJDBCドライバを設定してください。
検証方法をtableに変更してください。

A.2.16.3 RAR6000番台のメッセージ

RAR6000 : Invalid deployment descriptor, no connection-definition found either via ra.xml or annotations for the resource-adapter [ {0} ]

[可変情報]

{0}:リソースアダプタ名

[メッセージの意味]

リソースアダプタ {0} のdeployment descriptor (ra.xml)、またはアノテーションの設定が不正です。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR6002 : Could not instantiate class : {0}

[可変情報]

{0}:JavaBeanクラス名

[メッセージの意味]

JavaBeanクラス{0}のインスタンス化に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR6013 : Could not publish connector descriptor in JNDI : {0}

[可変情報]

{0}:JDBCリソース名

[メッセージの意味]

JDBCリソース名{0}に対応するdeployment descriptorの登録に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

直後に出力される例外情報を参照し、エラーの原因を取り除いて再度処理を実行してください。

RAR6014 : Could not find the connector descriptor in the rar : {0}

[可変情報]

{0}:モジュール名

[メッセージの意味]

モジュール{0}のdeployment descriptorが見つかりません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

直後に出力される例外情報を参照し、エラーの原因を取り除いて再度処理を実行してください。

RAR6017 : Failed to get connection pool object {0} via JNDI lookup : {1}

[可変情報]

{0}:JDBCコネクションプール名
{1}:例外情報

[メッセージの意味]

JDBCリソースのlookupによるJDBCコネクションプールの取得に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

直後に出力される例外情報を参照し、エラーの原因を取り除いて再度処理を実行してください。

RAR6019 : Failed to get connector descriptor from registry. RarName : {0}

[可変情報]

{0}:リソースアダプタ名

[メッセージの意味]

リソースアダプタの定義情報の取得に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR6035 : Resource adapter start failed.

[メッセージの意味]

リソースアダプタの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

エラーの前後に出力されているスタックトレースから原因を特定して、エラー原因を取り除いてからインスタンスを再起動してください。

A.2.16.4 RAR7000番台のメッセージ

RAR7099: The mcf being used to allocate the connection and the MCF in the pool are not equal.

[メッセージの意味]

論理接続の割り当てに使用されるManagedConnectionFactoryとJDBCコネクションプール内のManagedConnectionFactoryが一致していません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

A.2.16.5 RAR7100番台のメッセージ

INFO: RAR7114: Unable to get ClientInfo for connection : {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[メッセージの意味]

{0}の原因でgetClientInfoに失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

詳細情報{0}を参照して、原因を取り除いてください。

INFO: RAR7115: Unable to set ClientInfo for connection : {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[メッセージの意味]

{0}の原因でsetClientInfoに失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

詳細情報{0}を参照して、原因を取り除いてください。

RAR7132: Unable to enlist the resource in transaction. Returned resource to pool. Pool name: [ {0} ]

[可変情報]

{0}:JDBCコネクションプール名

[メッセージの意味]

リソースをトランザクションへ登録できません。

[システムの処理]

リソースをJDBCコネクションプールに返却し、Javaアプリケーションに例外を返却します。

[利用者の処置]

本メッセージの直前に出力される例外情報を参照し、原因を取り除いて再度実行してください。
また、{0}に出力されている情報を元に以下の対処を行い、再度実行してください。

インスタンスが正常に動作しているか確認してください。
インスタンスとのネットワーク接続に問題がないか確認してください。

RAR7140: Unable to set log-writer for resource-adapter [ {0} ] : {1}

[可変情報]

{0}:クラス名
{1}:例外情報

[メッセージの意味]

ManagedConnectionFactoryへのLogWriterの設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

A.2.16.6 RAR8000番台のメッセージ

WARNING: RAR8022: Failed to get invalid connections from Managed Connection Factory {0}. Exception = {1}; Message = {2}

[可変情報]

{0}:JDBCコネクションプール名
{1}:例外のクラス名
{2}:例外情報

[メッセージの意味]

JDBCコネクションプール{0}から接続を取得時に例外{1}が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

例外情報{2}を参照して、原因を取り除いてください。

INFO: RAR8029: Resource [ {0} ] of type [ {1} ] is not enabled

[可変情報]

{0}:リソース名
{1}:内部情報

[メッセージの意味]

リソース{0}は、本メッセージが出力されているJava EE DASサービス、またはサーバインスタンス（JavaVM）で参照されていません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

本メッセージが出力されている、またはサーバインスタンス（JavaVM）でリソース{0}を利用しない場合は対処不要です。
リソースを利用する必要がある場合は、PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR8054: Exception while creating an unpooled [test] connection for pool [ {0} ], {1}

[可変情報]

{0}:JDBCコネクションプール名
{1}:例外情報

[メッセージの意味]

JDBCコネクションプール{0}の接続作成中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

SEVERE: RAR8059: Exception while trying to find properties of class [ {0} ], set log-level toFINE for more information, {1}

[可変情報]

{0}:クラス名
{1}:異常情報

[メッセージの意味]

クラス名{0}のプロパティ参照時に異常{1}が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

WARNING: RAR8068: Using default datasource : {0} for pool : {1}

[可変情報]

{0}:データソースクラス名
{1}:JDBCコネクションプール名

[メッセージの意味]

指定されたデータソースクラス名に該当するデータソースクラスがないため、デフォールトデータソース名{0}を使います。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

A.2.16.7 RAR8500番台のメッセージ

SEVERE: RAR8501: Exception during endpoint activation for ra [ {0} ], activationSpecClass [ {1} ] : {2}

[可変情報]

{0}:リソースアダプタ名
{1}:activationSpecクラス名
{2}:例外情報

[メッセージの意味]

リソースアダプタ{0}を有効にする処理中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[利用者の処置]

例外情報{2}を参照して原因を取り除いてください。

RAR8505: Application [ {0} ] does not seem to have started. Skipping Inbound Recovery for the application.

[可変情報]

{0}:Javaアプリケーション名

[メッセージの意味]

トランザクションの回復処理の対象ではありません。

[システムの処理]

処理を継続します。

A.2.16.8 RAR9000番台のメッセージ

RAR9033: Thread-pool [ {0} ] not found

[可変情報]

{0}:スレッドプールのID

[メッセージの意味]

スレッドプール{0}が見つかりません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

PL/extJavaをリカバリしてください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合は、当社技術員(サポート)に連絡してください。

RAR9034: An error occurred during instantiation of the work manager for resource-adapter [ {0} ]

[可変情報]

{0}:例外情報

[メッセージの意味]

WorkManagerの初期化中にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[利用者の処置]

直後に出力される例外情報を参照してエラーの原因を取り除いてから、再度処理を実行してください。