本製品のトレース機能(トレースコマンドやトレースログ保存コマンド)で利用するディスク容量について説明します。
本製品は、トレース情報をメモリ上のトレースバッファ(カーネルメモリ領域)に採取しています。
ディスク容量に影響するトレース操作には、以下のものがあります。
トレースコマンド(CSTRACE SIZE)を利用して、メモリ上のトレースバッファのサイズ(KB)を変更します。
トレースログ保存コマンド(CSTRCLOG FILECOUNT および CSTRCLOG REGSET FILECOUNT)を利用して、メモリ上のトレースバッファに採取されたトレースデータを自動的に保存する場合は、利用するファイルの最大数を指定します。
トレースコマンド(CSTRACE SAVE)を実行するときのディスク容量:
メモリ上に採取されたトレースデータをファイルへ保存するときに、保存先のディスク容量としてトレースバッファサイズのディスク容量が必要です。
トレースログ保存コマンド(CSTRCLOG FILECOUNT および CSTRCLOG REGSET FILECOUNT)を実行するときのディスク容量:
トレースログのファイル保存を開始すると、メモリ上に採取されたトレースデータを自動的にファイルへ保存するときに、保存先のディスク容量としてトレースバッファサイズ×保存するファイル数のディスク容量が必要です。
注意
トレースバッファとして過度に大きなサイズを指定すると、システムの動作に影響がある場合があります。CSTRACE SIZEで指定するトレースバッファサイズは、5120(KB)以下の値での運用を推奨します。