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通信制御サービス V7.2L20 使用手引書
FUJITSU Software

F.2 トレース機能で利用するディスク容量

本製品のトレース機能(トレースコマンドやトレースログ保存コマンド)で利用するディスク容量について説明します。


本製品は、トレース情報をメモリ上のトレースバッファ(カーネルメモリ領域)に採取しています。


ディスク容量に影響するトレース操作には、以下のものがあります。

トレースコマンド(CSTRACE SAVE)を実行するときのディスク容量:

メモリ上に採取されたトレースデータをファイルへ保存するときに、保存先のディスク容量としてトレースバッファサイズのディスク容量が必要です。


トレースログ保存コマンド(CSTRCLOG FILECOUNT および CSTRCLOG REGSET FILECOUNT)を実行するときのディスク容量:

トレースログのファイル保存を開始すると、メモリ上に採取されたトレースデータを自動的にファイルへ保存するときに、保存先のディスク容量としてトレースバッファサイズ×保存するファイル数のディスク容量が必要です。


注意

トレースバッファとして過度に大きなサイズを指定すると、システムの動作に影響がある場合があります。CSTRACE SIZEで指定するトレースバッファサイズは、5120(KB)以下の値での運用を推奨します。