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通信制御サービス V7.2L20 使用手引書
FUJITSU Software

D.1 「Windowsファイアーウォール」について

「Windowsファイアーウォール」が既定で有効になっています。このため、通信相手からの接続やリモート操作に失敗する場合があります。そのときの対処方法について、以下に説明します。


ホストとの接続FNAonTCP/IP接続着呼接続を利用する場合

ホストコンピュータとの接続においてFNAonTCP/IP接続で着呼接続を行ったとき、ホストコンピュータからの接続要求が「Windowsファイアーウォール」でブロックされ、接続に失敗する場合があります。

このような場合は、「D.2 「セキュリティが強化されたWindowsファイアーウォール」への登録」をご覧になり、着呼接続で利用するポート番号(492、または493)を許可してください。設定後は、現象が発生しなくなります。


セットアップユーティリティCSCONFIG.EXE,CSCFG64.EXEコマンドを利用する場合

セットアップユーティリティ(CSCONFIG.EXE,CSCGF64.EXE)を利用して次のリモート操作を行ったとき、「Windowsファイアーウォール」でブロックされ、接続に失敗する場合があります。

このような場合は、相手コンピュータの「Windowsファイアーウォール」で、「ファイルとプリンタの共有」を登録してください。登録後は、現象が発生しなくなります。


通信制御サービス管理コマンド(CSADMIN.EXE)を利用する場合

管理コマンド(CSADMIN.EXE)を利用してリモート操作を実行(コンピュータ名を指定)したとき、「Windowsファイアーウォール」でブロックされ、接続に失敗する場合があります。

エラーメッセージの例:

管理対象コンピュータへの接続に失敗しました (4, 210, 106, 00000035)

このような場合は、相手コンピュータの「Windowsファイアーウォール」で、「ファイルとプリンタの共有」を登録してください。登録後は、現象が発生しなくなります。


セットアップ情報の定義入出力コマンド(CSEXPORT.EXE,CSIMPORT.EXEを利用する場合

セットアップ情報の定義入出力コマンド(CSEXPORT.EXE,CSIMPORT.EXE)を利用してリモート操作を実行(コンピュータ名を指定)したとき、「Windowsファイアーウォール」でブロックされ、接続に失敗する場合があります。

エラーメッセージの例:

リモートコンピュータへの接続に失敗しました。

このような場合は、相手コンピュータの「Windowsファイアーウォール」で、「ファイルとプリンタの共有」を登録してください。登録後は、現象が発生しなくなります。