Symfoware抽出レプリケーションでは、複写先データベースにSymfoware Server以外のデータベースとして、以下を選択することができます。なおOracle抽出レプリケーションでは、複写先データベースにSymfoware Serverしか選択することができません。
また、ご使用になる複写先データベースのバージョンについては、Linkexpressがサポートしている必要がありますので、Linkexpress Replication optionの“ソフトウェア説明書”およびLinkexpressの“ソフトウェア説明書”で確認してください。
Oracle
SQL Server(複写先システムがWindowsの場合)
ここでは、これらのデータベースとのレプリケーションを行う際に注意する点について説明します。
Symfoware ServerからOracleへのレプリケーション
Symfoware ServerからSQL Serverへのレプリケーション
Symfoware ServerからOracleへのレプリケーションは、以下の点を除いて、Symfoware Server間のレプリケーションと同じです。
レプリケーション運用のためのセットアップ
複写先システムでOracleのセットアップを行ってください。
LinkexpressのセットアップでOracleを使用するようにDB連携機能の環境定義を行ってください。
グループ単位のレプリケーションの場合、DB動作環境定義の追加オペランドに次のような変更があります。
レプリケーション対象のデータベースの作成
複写先データベースの定義をOracleで行ってください。
DBサービス定義
Oracleを使用するように定義してください。
グループ単位のレプリケーション
複写先データベースがOracleの場合、指定できるメンバ抽出定義数は、最大16です。
注意
Oracleのパーティション機能を使用している場合、以下の点について注意してください。その他の注意点については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
DBサービス定義のOUTTABLE定義文のDSIオペランドは、全複写の場合にだけ指定してください。
一括差分複写では、DSIオペランドを指定しないでください。なお、全複写の場合にDSIオペランドに指定できるパーティション名は1つだけです。
DBサービス定義のOUTTABLE定義文のLOADMODEオペランドは、格納方式に“difference”、格納方法に“load”を指定してください。この指定により、全複写の場合は SQL Loarderによる格納が行われ、一括差分複写の場合は、動的SQLによる格納が行われます。
使用できるデータベースの文字コード系は“付録B OSロケールとデータベースの文字コード系”を参照してください。
組合せ可能な製品の組合せは“解説書”の“関連製品との組合せ”を参照してください。
Oracleのデータベースの文字コード系がUNICODEの場合は、複写先システムで抽出データを格納する際にコード変換を行ってください。コード変換の方法については “解説書”の“コード変換の方法”を参照してください。
参照
Oracleのセットアップとデータベース定義の方法は、Oracleのマニュアルを参照してください。
Oracle特有のDB連携機能の環境定義およびDBサービス定義の方法は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
その他については、以下を参照してください。
“システム設計ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”および“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”
“導入運用ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”および“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”
“コマンドリファレンス”の“lxgensvコマンド”
“コマンドリファレンス”の“lxstrdbコマンド”
Symfoware ServerからSQL Serverへのレプリケーションは、以下の点を除いて、Symfoware Server間のレプリケーションと同じです。
レプリケーション運用のためのセットアップ
複写先システムでSQL Serverのセットアップを行ってください。
LinkexpressのセットアップでSQL Serverを使用するようにDB連携機能の環境定義を行ってください。
レプリケーション対象のデータベースの作成
複写先データベースの定義をSQL Serverで行ってください。
DBサービス定義
SQL Serverを使用するように定義してください。
全複写業務の実行結果
全複写業務を実行する場合は、事前に複写先データベース内のレプリケーション対象データを削除されることを推奨します。
すでに複写先データベースに対してデータが格納されている場合、全複写業務を実行すると、すでに存在するデータに追加する形でデータの格納が行われます(データの置換えは行いません)。
また、複写元データベースにおいて、レプリケーション対象データが存在しない場合、全複写業務を行うことはできません。
グループ単位のレプリケーション
複写先データベースがSQL Serverの場合には、グループ単位のレプリケーションを使用することができません。
使用できるデータベースの文字コード系は“付録B OSロケールとデータベースの文字コード系”を参照してください。
組合せ可能な製品の組合せは“リリース情報”の“関連製品との組合せ”を参照してください。
SQL Serverのデータベースの文字コード系がUNICODEの場合は、複写先システムで抽出データを格納する際にコード変換を行ってください。コード変換の方法については“解説書”の“コード変換の方法”を参照してください。
複写元データベースで利用者プログラムの停止が不要な初期複写業務は使用できません。
参照
SQL Serverのセットアップとデータベース定義の方法は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。
SQL Server特有のDB連携機能の環境定義およびDBサービス定義の方法は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
その他については、以下を参照してください。
“システム設計ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”または、“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”
“導入運用ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”または、“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”