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Linkexpress Replication optionV5.0L17 システム設計ガイド
FUJITSU Software

4.2.1 他社データベースへのレプリケーションの概要

Symfoware抽出レプリケーションでは、複写先データベースにSymfoware Server以外のデータベースとして、以下を選択することができます。なおOracle抽出レプリケーションでは、複写先データベースにSymfoware Serverしか選択することができません。
また、ご使用になる複写先データベースのバージョンについては、Linkexpressがサポートしている必要がありますので、Linkexpress Replication optionの“ソフトウェア説明書”およびLinkexpressの“ソフトウェア説明書”で確認してください。

ここでは、これらのデータベースとのレプリケーションを行う際に注意する点について説明します。

4.2.1.1 Symfoware ServerからOracleへのレプリケーション

Symfoware ServerからOracleへのレプリケーションは、以下の点を除いて、Symfoware Server間のレプリケーションと同じです。

注意

  • Oracleのパーティション機能を使用している場合、以下の点について注意してください。その他の注意点については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

    • DBサービス定義のOUTTABLE定義文のDSIオペランドは、全複写の場合にだけ指定してください。

    • 一括差分複写では、DSIオペランドを指定しないでください。なお、全複写の場合にDSIオペランドに指定できるパーティション名は1つだけです。

    • DBサービス定義のOUTTABLE定義文のLOADMODEオペランドは、格納方式に“difference”、格納方法に“load”を指定してください。この指定により、全複写の場合は SQL Loarderによる格納が行われ、一括差分複写の場合は、動的SQLによる格納が行われます。

  • 使用できるデータベースの文字コード系は“付録B OSロケールとデータベースの文字コード系”を参照してください。

  • 組合せ可能な製品の組合せは“解説書”の“関連製品との組合せ”を参照してください。

  • Oracleのデータベースの文字コード系がUNICODEの場合は、複写先システムで抽出データを格納する際にコード変換を行ってください。コード変換の方法については “解説書”の“コード変換の方法”を参照してください。

参照

  • Oracleのセットアップとデータベース定義の方法は、Oracleのマニュアルを参照してください。

  • Oracle特有のDB連携機能の環境定義およびDBサービス定義の方法は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

  • その他については、以下を参照してください。

    • “システム設計ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”および“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”

    • “導入運用ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”および“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”

    • “コマンドリファレンス”の“lxgensvコマンド”

    • “コマンドリファレンス”の“lxstrdbコマンド”

4.2.1.2 Symfoware ServerからSQL Serverへのレプリケーション

Symfoware ServerからSQL Serverへのレプリケーションは、以下の点を除いて、Symfoware Server間のレプリケーションと同じです。

参照

  • SQL Serverのセットアップとデータベース定義の方法は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。

  • SQL Server特有のDB連携機能の環境定義およびDBサービス定義の方法は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

  • その他については、以下を参照してください。

    • “システム設計ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”または、“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”

    • “導入運用ガイド”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)”または、“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(V11以前およびNativeインタフェース)”