想定している実運用相当のテスト運用を行い、待機JavaVMの存在確認を行います。
テスト運用
以下の手順でテスト運用を行います。各手順の詳細については、Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。
サーバアプリケーションをIJServerワークユニットに配備
サーバアプリケーション(IJServerワークユニット)の起動
クライアントアプリケーションの実行
アプリケーションの実行にあたり、以下のチューニング項目は、あらかじめチューニングしておいてください。
チューニング項目 | マニュアル参照先 |
---|---|
Servletのセションの有効期限 | “Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。 |
Javaヒープ/Permanent世代領域 | “Interstage Application Server チューニングガイド”を参照してください。 |
アプリケーション最大処理時間 | |
Stateless Session Beanの起動時インスタンス数 | |
Stateful Session Beanの同時接続数 | |
Stateful Session Beanの有効期限 | |
JavaVM予兆監視 |
待機JavaVMの存在確認
テスト運用中、5分間隔など定期的にapfwctrlaplコマンドによりJavaVMの状態一覧を参照して、待機JavaVM(apfwctrlaplコマンドの出力結果がSTANDBYのJavaVM)が存在するか確認します。以下のとおりメモリ予兆監視のしきい値と待機JavaVM数の調整が必要か判断します。
待機JavaVMが常に存在しない場合は、メモリ予兆監視のしきい値および待機JavaVM数を調整する必要があります。メモリ予兆監視のしきい値および待機JavaVM数の調整は“18.2.2 メモリ予兆監視のしきい値と待機JavaVM数の調整”を参照してください。
待機JavaVMが一時的に存在しなくなる、または常に存在している場合は、アプリケーション安定稼働機能が正しく運用されているため、メモリ予兆監視のしきい値および待機JavaVM数の調整は必要はありません。
apfwctrlaplコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwctrlapl”を参照してください。