以下にアプリケーション安定稼働機能の環境設定の流れを示します。
アプリケーション安定稼動機能を利用するには、以下の項目を決定する必要があります。
アプリケーションの処理時間を測定し、アプリケーションとして許容可能な最大処理時間を決定します。
アプリケーション最大処理時間の詳細は、“Interstage Application Server Interstage管理コンソールヘルプ”、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。
常に運用JavaVMが存在するように、以下を決定します。
ヒープ領域およびPermanent世代領域の使用量のしきい値
しきい値を超過したときの救済措置
Interstage 管理コンソールモニタ機能、J2EEモニタロギング機能、およびJavaVMが出力するガーベジコレクションのログ(-verbose:gc)を採取し、Javaヒープ領域の最大サイズを決定します。
Javaヒープ領域の詳細は、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。J2EEモニタロギング機能の詳細は、“Interstage Application Server チューニングガイド”を参照してください。
スループットを確保するために必要な運用JavaVMの個数と、待機JavaVMの個数を決定します。待機JavaVMの個数は、常に待機JavaVMが存在するよう“1”以上の値にします。