退避したデータより必要な情報を抽出するための動作を設計します。
項目 | 説明 |
ディレクトリ | 抽出データファイルの出力先を指定することができます。(注1)(注2)(注3)(注4)(注5) |
ファイル名 | 抽出データファイル名を指定することができます。(注2)(注3) |
タイムスタンプの付加 | 抽出データファイル名にタイムスタンプを付加するか指定できます。(注3) |
抽出処理実行回数 | 抽出処理実行回数の通番を付加するか指定できます。(注3) |
拡張子 | 抽出データファイルの拡張子を指定することができます。(注2)(注3) |
抽出条件 | トランザクションの完了状態を条件に退避データから抽出することができます。 コミット ロールバック コミット・ロールバックの両方 |
注1) 出力先は絶対パスで指定してください。
注2) 出力先に指定できる文字は以下のとおりです。
半角英数字、アンダースコア(_)、およびスラッシュ(/)
ファイル名に指定できる文字は以下のとおりです。
半角英数字およびアンダースコア(_)
拡張子に指定できる文字は以下のとおりです。
半角英数字
注3) ディレクトリ、ファイル名、タイムスタンプ、拡張子(ビリオド(.)含む)、自動で付加される抽出番号(1桁)、抽出処理実行回数番号(最大10桁)の組み合わせによるパス長が、256バイトを超過しないよう考慮する必要があります。
注4) 以下の文字列から始まる出力先は指定できません。
“/opt/”、“/var/opt/”、“/etc/opt/”
“[Interstageのインストールディレクトリ]”
指定した場合、以下のメッセージが出力されます。
FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 11056: エクスポートユーティリティ定義ファイルで指定したディレクトリは退避、抽出ファイル、または一時ファイル出力先に指定できません。(出力先ディレクトリ名 定義ファイル名) |
注5) 指定したディレクトリに対し、所有者および所有グループをInterstage運用グループにしてください。また、ディレクトリのアクセス権は“770”に設定してください。
詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“エクスポートユーティリティ定義ファイルリファレンス”を参照してください。
注意
抽出データファイルの出力先に同名の抽出データファイルが存在する場合は、エクスポートユーティリティの運用を停止します。出力された抽出データファイルは、エクスポートユーティリティ後処理でバックアップ等を行なってから、別の場所へ移動させてください。