フロー定義やアクティビティの削除などの理由により、使用しないイベントチャネルが存在する場合は、イベントチャネルを削除します。イベントチャネルを削除するには、esrmchnlコマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。
注意
不揮発化運用のイベントチャネルの場合、属するユニット(保存先)が起動されている状態で削除する必要があります。
データベース連携機能を使用したイベントチャネルの場合、メッセージ格納DBが起動されている状態で削除する必要があります。
■コマンドを使用する場合
アプリケーションサーバで、esrmchnlコマンドを実行して対象となるイベントチャネルを削除します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
-g group | 削除するイベントチャネルのグループ名を指定します。 |
-M system | 指定しないでください。 |
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
-g group | 削除するイベントチャネルのグループ名を指定します。 |
「grp01」というグループ名のイベントチャネルを削除する場合の、コマンドの実行例を以下に示します。
esrmchnl -g grp01 |
注意
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
ネーミングサービスが起動されている必要があります。
削除するイベントチャネルのグループが停止している状態で削除してください。
データベース連携機能を使用したイベントチャネルの削除時にメッセージ格納DBへの接続ができなかった場合でも、イベントチャネルは削除されます。
esmkchnlコマンドによりイベントチャネルを作成後、Interstageの初期化を行う場合は、初期化前に本コマンドにより作成したイベントチャネルを削除してください。また、イベントチャネルを削除せずにInterstageの初期化を行った場合は、本コマンドにより初期化前に作成したイベントチャネルを削除する必要があります。なお、作成したイベントチャネルの一覧は、essetcnfchnlコマンドの-lオプションを使用して確認してください。esmkchnlコマンド、およびessetcnfchnlコマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
イベントチャネルの一覧を表示するコマンドの実行例を以下に示します。
essetcnfchnl -l |
■Interstage管理コンソールを使用する場合
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面で、対象となるイベントチャネルを削除します。
詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。