エラーメッセージ
UX:MpPmonC: ERROR: 106: 'Systemwalker Centric Manager'のプロセス ('drmsdemon')が正常に動作しているか確認してください。」 |
対象バージョンレベル
UNIX版:5.0以降
Linux版:V10.0L20以降
確認ポイント
資源配付の起動スクリプトの名前を変更して、システム起動時に資源配付(drmsdaemon)の起動を無効化する設定にしていませんか。
Solaris版の資源配付の起動スクリプト
/etc/rc2.d/S76drmsiapl
/etc/rc2.d/Sb0strdrms
Linux版の資源配付の起動スクリプト
/etc/rc2.d/S99mpsdl
/etc/rc3.d/S99mpsdl
/etc/rc5.d/S99mpsdl
例)起動スクリプトの先頭の“S”を“s”に変更し、起動を無効化していた。
/etc/rc2.d/sb0strdrms
原因
システム起動時の資源配付(drmsdaemon)の起動を無効化しているにもかかわらず、資源配付がプロセス監視の監視対象になっています。
対処方法
資源配付機能を使用しない場合
以下の設定変更により、資源配付をプロセス監視の監視対象から外してください。
/etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.usrを以下のように修正して下さい。
[FD] drmsd=2
↓
[FD] drmsd=0
以下のコマンドを実行して、プロセス監視機能を再起動してください。
/opt/FJSVftlc/pmon/bin/stpmppmon.sh
/opt/FJSVftlc/pmon/bin/strmppmon.sh
デーモン起動・停止制御ファイルで資源配付の起動を抑止してください。
デーモン起動・停止制御ファイル上は、資源配付は運用停止の可否が“×”(停止できません)となっていますが、以下の変更例のようにコメントアウトすることでscentricmgrコマンドでの起動を抑止できます。
====== ファイル名:/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc3.ini ====== @ 機能名: 資源配付 @ 運用停止の可否: 運用管理サーバ × @ 部門管理サーバ × @ 業務サーバ × DAEMON30(C8)="/opt/FJSVmpsdl/sys/drmsd -s" ======
DAEMON30(C8)="/opt/FJSVmpsdl/sys/drmsd -s"
↓
#DAEMON30(C8)="/opt/FJSVmpsdl/sys/drmsd -s"
資源配付機能を使用する場合
起動スクリプトを正しい名前に変更してください。
Solaris版の場合
/etc/rc2.d/S76drmsiapl
/etc/rc2.d/Sb0strdrms
Linux版の場合
/etc/rc2.d/S99mpsdl
/etc/rc3.d/S99mpsdl
/etc/rc5.d/S99mpsdl