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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

10.8.1 SolarisのSystemwalker Centric ManagerとGSのDRMS間の定義がよくわからない

対象バージョンレベル

対処方法

以下の説明に従い、定義の見直しを実施し問題ないか確認してください。

Solaris版の運用管理サーバでの動作環境設定

  1. DTSの環境設定

    DTS編集ファイルに定義する以下の命令については、資源配付用として固有に定義する必要があります。

    DTS編集の詳細とDTSの動作に必要な関連製品の編集については、“FUJITSU DTS説明書”を参照してください。

    • node命令

      node命令のnameオペランドで指定するGS部門管理/業務サーバ名は、資源配付でシステム名の定義時に使用するdrmsdfnコマンドで指定するノード名(-nオプション)と、同一にしてください。

    • path命令

      path命令のapplオペランドには、以下の様に定義します。

      appl=drms
    • appl命令

      appl命令のnameオペランドには、以下の様に定義します。

      name=drms

      appl命令のapplpathオペランドで指定するパス名は、以下の様に定義します。

      /opt/FSUNdts/lib/drmsresp

    【設定例】

    以下にDTS編集ファイルの作成例を示します。

    begin
    comdef   msglvl= ....
    node     name=FUJITSU
             path= .....
    path     name= .....
             appl=drms
             req_path= .....
             ind_path= .....
             protocol= .....
    appl     name=drms
             applpath=/opt/FSUNdts/lib/drmsresp
    end
  2. 資源配付の環境設定

    1. 共有ライブラリの設定

      資源配付がDTSと連携する場合、DTSは、資源配付の共有ライブラリを参照します。資源配付がDTSと連携する場合は、/opt/FSUNdrms/libのパス名で、/opt/FJSVmpsdl/libを参照する必要があります。

      そのため、資源配付がDTSと連携する場合は、以下の様にシンボリックリンクファイルを作成します。

      # cd /opt <enter>
      # ln -s /opt/FJSVmpsdl /opt/FSUNdrms <enter>
    2. DRMS編集ファイルの設定

      “nametype”に部門管理/業務サーバのあて先システム定義時にノード名を指定できるように“HOST”を指定します。

      nametype=HOST
      serverprotocol = DTS
    3. GS部門管理/業務サーバのシステム構成の追加

      “Systemwalker Centric Manager GEE 説明書”、“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書”または“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”を参照してください。

GS部門管理/業務サーバの作業について

  1. 必要製品をインストールします。

    • DRMS V22L20以降

    • DTS V20L10以降

    • IDCM V10L10 D91061以降

    詳細は、“OSIV DRMS V22L20ソフトウェア説明書”を参照してください。

  2. VTAMおよびDTSなどの通信環境を定義します。

    1. VTAMの定義を行います

      DTS接続時に必要なVTAM定義については、“DTS運用手引書”を参照してください。

    2. DTSの定義を行います

      定義例を参考にSolarisとGSの定義を行います。詳細については、“DTS運用手引書”を参照してください。

      関連マニュアル:

        OSIV VTAM-G TISP説明書

        OSIV DTS解説書

        OSIV DTS運用手引書

        OSIV DTS使用手引書

        OSIV DTSメッセージ説明書

  3. DRMSを準備します。

    1. DRMS管理ファイル環境を作成します

      詳細は、“DRMS運用手引書”の“DRMS管理ファイルの作成”の記述を参照してください。

    2. 作成したDRMS管理ファイル環境を初期化します

      詳細は、“DRMS使用手引書”の“管理ファイル初期化ユーティリティ”の記述を参照してください。

  4. DRMSおよびDTSを起動します。

    以下の手順でDRMSとDTSを起動します。

    1. DRMSを起動します。

      “DRMS使用手引書”の“DRMSマネージャの操作方法”の記述を参照してください。

    2. DTSを起動します。

      “DTS使用手引書”を参照願います。

  5. DRMSの自システム定義をします。

    詳細は、“DRMS使用手引書”の“DFNSYS制御文”の記述を参照願してください。

    定義例)