対象バージョンレベル
Solaris版:10.0以降
Solaris版(GEE)]:5.0以降
対処方法
以下の説明に従い、定義の見直しを実施し問題ないか確認してください。
Solaris版の運用管理サーバでの動作環境設定
DTSの環境設定
DTS編集ファイルに定義する以下の命令については、資源配付用として固有に定義する必要があります。
DTS編集の詳細とDTSの動作に必要な関連製品の編集については、“FUJITSU DTS説明書”を参照してください。
node命令
node命令のnameオペランドで指定するGS部門管理/業務サーバ名は、資源配付でシステム名の定義時に使用するdrmsdfnコマンドで指定するノード名(-nオプション)と、同一にしてください。
path命令
path命令のapplオペランドには、以下の様に定義します。
appl=drms
appl命令
appl命令のnameオペランドには、以下の様に定義します。
name=drms
appl命令のapplpathオペランドで指定するパス名は、以下の様に定義します。
/opt/FSUNdts/lib/drmsresp
【設定例】
以下にDTS編集ファイルの作成例を示します。
begin comdef msglvl= .... node name=FUJITSU path= ..... path name= ..... appl=drms req_path= ..... ind_path= ..... protocol= ..... appl name=drms applpath=/opt/FSUNdts/lib/drmsresp end
資源配付の環境設定
共有ライブラリの設定
資源配付がDTSと連携する場合、DTSは、資源配付の共有ライブラリを参照します。資源配付がDTSと連携する場合は、/opt/FSUNdrms/libのパス名で、/opt/FJSVmpsdl/libを参照する必要があります。
そのため、資源配付がDTSと連携する場合は、以下の様にシンボリックリンクファイルを作成します。
# cd /opt <enter> # ln -s /opt/FJSVmpsdl /opt/FSUNdrms <enter>
DRMS編集ファイルの設定
“nametype”に部門管理/業務サーバのあて先システム定義時にノード名を指定できるように“HOST”を指定します。
nametype=HOST serverprotocol = DTS
GS部門管理/業務サーバのシステム構成の追加
“Systemwalker Centric Manager GEE 説明書”、“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書”または“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”を参照してください。
GS部門管理/業務サーバの作業について
必要製品をインストールします。
DRMS V22L20以降
DTS V20L10以降
IDCM V10L10 D91061以降
詳細は、“OSIV DRMS V22L20ソフトウェア説明書”を参照してください。
VTAMおよびDTSなどの通信環境を定義します。
VTAMの定義を行います
DTS接続時に必要なVTAM定義については、“DTS運用手引書”を参照してください。
DTSの定義を行います
定義例を参考にSolarisとGSの定義を行います。詳細については、“DTS運用手引書”を参照してください。
関連マニュアル:
OSIV VTAM-G TISP説明書
OSIV DTS解説書
OSIV DTS運用手引書
OSIV DTS使用手引書
OSIV DTSメッセージ説明書
DRMSを準備します。
DRMS管理ファイル環境を作成します
詳細は、“DRMS運用手引書”の“DRMS管理ファイルの作成”の記述を参照してください。
作成したDRMS管理ファイル環境を初期化します
詳細は、“DRMS使用手引書”の“管理ファイル初期化ユーティリティ”の記述を参照してください。
DRMSおよびDTSを起動します。
以下の手順でDRMSとDTSを起動します。
DRMSを起動します。
“DRMS使用手引書”の“DRMSマネージャの操作方法”の記述を参照してください。
DTSを起動します。
“DTS使用手引書”を参照願います。
DRMSの自システム定義をします。
詳細は、“DRMS使用手引書”の“DFNSYS制御文”の記述を参照願してください。
定義例)