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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

8.3.13 リモートデスクトップ接続のコンソールセッションに接続したユーザがいると、アプリケーション検出機能やインベントリ収集機能が使用できない

Windows Server 2003およびWindows XP Professionalで提供されているリモートデスクトップ接続機能において、コンソールセッションに接続したユーザがいると、以下の機能が使用できません。

対象バージョンレベル

アプリケーション管理機能のアプリケーション検出機能

資源配付機能によるインベントリ収集機能

原因

インベントリ情報収集機能において、コンソールからの起動であるにもかかわらず、ターミナルクライアントからの起動と判断して処理を抑止しているため、インベントリ情報収集機能を使用している各機能が使用できなくなります。

確認ポイント

収集対象のシステムにリモートデスクトップ接続でコンソールセッションに接続したユーザがいるかどうかを確認してください。
Windows Server 2003 では、[管理ツール]-[ターミナルサービスマネージャ]の[セッション]タブの[ID]が0の[セッション]が“Console”以外の場合にコンソールセッションに接続していると判断できます。

対処方法

アプリケーション検出は、リモートデスクトップ接続のコンソールセッションに接続しているユーザがいないことを確認した上で実施してください。
インベントリ収集は、次回のスケジュール時にリモートデスクトップ接続でコンソールセッションに接続しないようにしてください。