7.1.21 ある基準ディレクトリから資源登録操作を行ったにもかかわらず、適用先に展開された際に、ドライブ直下からディレクトリが展開されて適用されることがある

対象バージョンレベル

V10.0L10以降
10.0以降

原因

GUIオペレーションの違いにより、本事象が発生します。
資源登録ウィザードで「複数選択」のチェックボックスをチェックし、次に表示されるファイル選択画面において、「変更」ボタンを押して基準ディレクトリを決定するのですが、ここでサブフォルダまで選択していない場合に、基準ディレクトリがルートドライブのままとなります。
つまり、上記の例の場合、以下のとおりとなります。

「変更」ボタンでサブディレクトリまで選択しなかった場合の基準ディレクトリ
```
d:\
```
「変更」ボタンでサブディレクトリまで選択した場合の基準ディレクトリ
```
d:\資源配付\2003年7月24日
```

例

登録対象ディレクトリは下記の“2003年7月24日”ディレクトリ。

d:\資源配付\2003年7月24日

適用先には、“資源配付”ディレクトリと“2003年7月24日”ディレクトリが作られる。

対処方法

ファイルを選択する画面において、必ず「変更」ボタンでサブディレクトリまで決定してください。