対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
V13.6.0以降
確認ポイント
ポリシー配付先サーバのあて先定義について、ノード名にIPアドレスを指定していますか。
ポリシー配付先サーバで設定しているCentric ManagerのIPバージョンと、あて先定義で指定したIPアドレスのIPバージョンが一致していますか。
IPバージョンの確認は、swsetuseipコマンドで行います。確認方法は以下のとおりです。
# swsetuseip -o |
コマンドの出力結果が"4"の場合はIPv4が設定されています。
コマンドの出力結果が"6"の場合はIPv6が設定されています。
原因
資源配付のあて先定義で指定したIPアドレスのIPバージョンと、ポリシー適用先サーバで設定されている、Centric ManagerのIPバージョンが異なることが原因です。
対処方法
以下のどちらかの対処を行ってください。
配付元サーバで、配付先サーバのあて先定義を変更する。
手順は以下のとおりです。
配付先サーバのあて先定義を変更します。
配付先サーバのIPバージョンがIPv4の場合
# drmsmdfy -a sys -k serv -s 配付先サーバのあて先システム名 -n 配付先サーバのIPv4アドレス |
配付先サーバのIPバージョンがIPv6の場合
# drmsmdfy -a sys -k serv -s 配付先サーバのあて先システム名 -n 配付先サーバのIPv6アドレス |
あて先定義が変更されているか確認します。
# drmslst -a sys -k serv -s 配付先サーバのあて先システム名 -l sys |
出力結果の3カラム目に、手順2で指定したIPアドレスが出力されていることを確認します。
配付先サーバで、Systemwalker Centric ManagerのIPバージョンを変更する。
以下のコマンドを実行してください。
IPバージョンをIPv4に変更する場合
# swsetuseip -i 4 |
IPバージョンをIPv6に変更する場合
# swsetuseip -i 6 |