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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

4.3.18 資源配付GUIからクライアントの「システム定義」を事前に設定し、その後、資源配付クライアントからダウンロードしたところ、該当のクライアントがホスト名で表示され、システム定義で設定したクライアント名とは異なっていた

原因

以下の設定の場合、名前解決できたホスト名とサーバ上のクライアント定義のノード名が一致しないと、自動的にサーバ上に『ホスト名』でシステム定義され、本事象が発生します。

クライアントがサーバにダウンロード依頼を行なった時、クライアントの名前解決できるホスト名(コンピュータ名運用にチェックしていない)でサーバに接続します。その時、サーバに定義しているクライアントのシステム定義の『ノード名』と比較して、クライアントから受けた『ホスト名』の情報と一致するかどうかをチェックします。
本来、『ノード名』と『ホスト名』が一致しない場合は、自動的にシステム名を追加する運用(syscheck=AUTO)であれば、ホスト名でシステム名が追加されます。

対処方法

hostsファイルへ登録しているホスト名と、サーバに定義されているクライアント名のノード名を一致させて定義してください。

発生事例

クライアントからサーバへ接続された時、サーバ上のノード名情報『クライアント1』とホスト名『client1』情報を比較しましたが、サーバ上に『client1』といったクライアントの定義がないため、『client1』のシステム定義がされます。

【サーバの環境】
  <DRMS編集ファイル>

<クライアント定義>

<hostsファイル/DNSの設定>

10.10.10.10    client1

※コンピュータ名運用の場合、クライアントは『client1』でサーバに接続します。

※コンピュータ名運用ではない場合、クライアントは『10.10.10.10』でサーバに接続します。