対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
対処1
確認ポイント
あて先システムのコンピュータは起動していますか。
対処方法
あて先システムのコンピュータの起動状態を確認し、停止している場合は、あて先システムを起動してください。
対処2
確認ポイント
あて先システムの資源配付サービス/デーモンが停止されていませんか
対処方法
あて先システム(配付先)の資源配付サービスの開始、またはデーモンの起動状態をOSごとに以下のように対処してください。
[Windows版の場合]
[コントロールパネル]-[サービス]で、以下のサービスを確認し、停止している場合は、起動してください。
Systemwalker MpDrms
[UNIX版の場合]
以下のコマンドを実行し、資源配付デーモン/プロセスの起動状況を確認してください。
ps -ef | grep drms
資源配付デーモンが起動されていない場合は、以下のコマンド実行します。
drmsd -s
対処3
確認ポイント
ホスト名運用(DRMS編集ファイル上で、nametypeに“HOST”を指定)で、システムのhostsファイルに配付対象のホストのノード名が登録されていますか。
対処方法
システムのhostsファイルを確認し、配付対象のホストのノード名が登録されてない場合は、ホスト名を登録してください。
対処4
確認ポイント
ホスト名運用(DRMS編集ファイル上で、nametypeに“HOST”を指定)で、配付対象のホストのノード名が、別名として登録されていませんか
例)SOUMU_Serverが配付対象のホスト名の場合
111.222.333.444 EIGYOU_Server SOUMU_Server
対処方法
システムのhostsファイルを確認し、以下のどちらかの方法で対処してください。
配付対象のホストのノード名が別名として登録されている場合は、本名をホストのノード名として使用してください。
配付対象のホストのノード名が本名となるように、hostsファイルを修正してください。
対処5
確認ポイント
システムのSERVICESファイルに資源配付のポート番号が登録されていますか。
対処方法
システムのSERVICESファイルに、以下の資源配付のポート番号を登録してください。
サーバ・サーバ間のTCP/IP通信: drmsserv 9324/tcp
サーバ・サーバ間のHTTP通信: drmshs 9394/tcp
サーバ・サーバ間のHTTPS通信: drmshss 9398/tcp
対処6
確認ポイント
ホスト名運用(DRMS編集ファイル上で、nametypeに“HOST”を指定)で、配付対象のホストのノード名の大文字小文字は、正しく定義されていますか。
対処方法
資源配付ではノード名の大文字小文字を区別して認識します。ノード名は大文字小文字を正しく定義してください。
対処7
確認ポイント
資源配付インストールディレクトリのetcディレクトリ配下に、connect.iniファイル(接続可能ノード一覧)を設定していませんか。
対処方法
connect.iniファイルは、接続サーバを限定する定義をしています。
接続可能サーバ名を定義しているが、該当サーバの定義がないために、接続拒否されています。接続サーバを限定している場合は、connect.iniファイルに該当サーバの定義を追加してください。接続サーバを限定していない場合は、connect.iniファイルを削除してください。