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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

3.8 メンテナンス版数を登録すると、過去のメンテナンス版数に登録済の資源グループの世代も含めて登録されてしまう

確認ポイント

<drmslst -a rmsの表示例>  ●:問題個所を示す
RMSLEVEL
RMS00043   200701010000 * * * 1 10,000
JOB1 43 0 0
RSG * GEN00043 pc#bin TMP comm
RSG * GEN00041 pc#bin TMP comm
RSG * GEN00040 pc#bin TMP comm
RSG * GEN00039 pc#bin TMP comm
RSG * GEN00038 pc#bin TMP comm
          :
          :
RSG * GEN00002 pc#bin TMP comm
RSG * GEN00001 pc#bin TMP comm

RMS00042   * 1
JOB1 1 0 0
RSG * GEN00042 pc#bin TMP comm●

RMS00041   * 1
JOB1 1 0 0
RSG * GEN00041 pc#bin TMP comm
          :
          :
RMS00001   * 1
JOB1 1 0 0
RSG * GEN00001 pc#bin TMP comm

対象バージョンレベル

原因

資源配付機能では、メンテナンス版数が存在する場合、メンテナンス版数自体に、資源グループ内の最新世代は現在どの世代かという情報を記憶しています。
メンテナンス版数内の資源グループの最新世代が削除されてしまうと、現状存在する世代情報が正確ではないと判断するため、過去のメンテナンス版数に登録済みの資源グループ内の全世代情報も含めて登録してしまいます。

例:資源グループAの最新世代をGEN00042(メンテナンス版数の世代RMS00042に登録済)とした場合

確認ポイント

削除対象の資源グループの該当世代は、既にメンテナンス版数のある世代に登録済の状態であるが、メンテナンス版数の該当世代を削除せずに、資源グループの該当世代だけを過去に削除したことはないですか。

対処方法

以下の方法でメンテナンス版数を再度登録し直してください。

  1. 過去の資源グループ世代が登録されたメンテナンス版数の世代を削除する。

  2. 削除してしまった資源グループ内の世代を再登録する。

  3. 次世代の版数内資源を登録する。

  4. 登録しようとしていたメンテナンス版数を再度登録する。