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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 システム設計ガイド
FUJITSU Software

1.2.1 分析フローの作成

本格的な分析実現

本製品では、本格的な分析フローを実現できるように、分析プロセスを構成する各種処理をカプセル化して「部品」として提供します。
部品が提供する機能には、自然言語処理機能や、ユーザーが作成した分析用のスクリプト/プログラムを本製品に組み込む機能があります。

様々な分析を支える多様な部品の活用

本製品が提供する部品の種類は、以下のとおりです。

部品

説明

抽出・格納部品

ユーザーが準備したデータを、分析処理で扱えるように、データストアとデータのやり取りを行います。

分析部品

分析処理を記述するために使用します。
形態素解析、係り受け解析などの、日本語テキストを分析するための部品(自然言語処理部品)があります。

汎用部品

分析処理で利用可能な部品をユーザーが作成可能にする仕組みを提供します。
ユーザーが必要に応じて作成したコマンドプログラム・Rスクリプト・SQLを、本製品の分析フローに組み込むことができます。
データの書式変換・正規化・比較・演算・行列の操作などを行う部品を作成することもできます。

任意のデータストアを利用可能

データベースや各種ファイルのデータを元に分析することができます。
また、分析結果の出力先も様々な形式のファイルに対応できるため、分析結果の活用の幅を簡単に広げることができます。データストアとして、ビルトインのデータストアを使用することもできます。
本製品では、分析対象となるデータを「入力データストア」、分析結果の出力先を「出力データストア」と呼びます。
利用可能なデータストアの形式についての詳細は、“付録A 利用可能なデータストアについて”を参照してください。