本章では、表示用に収集した分析結果を削除する方法について説明します。
本章の作業は、プレゼンテーション機能の管理者が実施します。
なお、バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。
自動で削除する手順
運用管理コンソールを起動します。起動方法は、“1.1.1 運用管理コンソールの起動”を参照してください。
運用管理コンソールの左側のツリー表示部にある[システム設定]サブメニューにリストされている[データ移行]をクリックします。
[新規作成]タブをクリックします。
画面上の各項目を次のように設定します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
データ移行定義名 | 定義の名称を設定します。 |
実行スケジュール | ここで作成する定義に従って分析結果の削除を実行するタイミングを設定します。 |
移行モードの選択 | 「削除」を選択します。 |
対象データ | 削除するデータの範囲を、「イベントグループ」または「イベント」で選択し、実際に削除する対象を右側のドロップダウンリストで選択します。 |
移行せずに残す範囲 | 削除しないデータの範囲を設定します。 |
未完了プロセスの移行 | チェックしません。 |
分析結果を削除するための定義に複数の条件を設定する場合は、[条件の追加]ボタンをクリックします。クリックすると、条件一覧の下に新しく定義された条件が追加されます。条件一覧には、複数の条件を保持できます。条件を削除するには、[セットされた条件のリスト]の右端の[削除]ボタンをクリックします。
条件を設定したら、[新規作成]ボタンをクリックします。作成した定義が[データ移行定義一覧]タブページの一覧に表示されるようになります。
作成した定義を、以下の手順で有効にします。
運用管理コンソールの左側のツリー表示部にある[サーバ管理]サブメニューから[BPM Analytics Server]-[サーバ状態]をクリックします。
[再起動]ボタンをクリックします。
手動で削除する手順
運用管理コンソールを起動します。起動方法は、“1.1.1 運用管理コンソールの起動”を参照してください。
運用管理コンソールの左側のツリー表示部にある[システム設定]サブメニューにリストされている[データベース管理]をクリックします。
[DBテーブル管理]タブをクリックします。
[DBテーブルのクリーンアップ操作]の[指定タイプ]で[イベント指定]を選択し、右側のイベントリストで削除したいイベントを選択します。
“表3.1 チャート関連の定義の名前”の「イベントの名前」を選択します。
[DBテーブルのクリーンアップ操作]において、[時間指定]にデータを削除する期間、[パスワード]に「プレゼンテーション機能の管理者パスワード」を入力します。
[データ削除]ボタンをクリックすると、収集した分析結果が削除されます。
共通で実施すべき作業
自動で削除する運用か手動で削除する運用かに関わらず、ディスク容量の増加を招く可能性があります。そのため、reindexdbコマンドをOSのスケジュール機能に登録して、定期的に実行してください。
[インストール先ディレクトリ]\Runtime\tools\FJSVpgs\bin\reindexdb.exe -d bpma -p 25903 -U ibamsdbadmin
su - ibamsdbadmin -c "LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVbamsr/tools/FJSVpgs/lib:$LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVbamsr/tools/FJSVpgs/bin/reindexdb -d bpma -p 25903"
ユーザー名には、セットアップ時に指定したパラメーターのうち、「内部データベース管理者ユーザー」を指定してください。デフォルトはibamsdbadminです。
pオプションには、セットアップ時に指定したパラメーターのうち、「プレゼンテーション用データベース」のポート番号を指定してください。デフォルトは25903です。