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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 運用ガイド
FUJITSU Software

6.5 環境設定ファイルによる変更

環境設定ファイルで、以下の設定を行うことができます。ディスク容量の詳細は、“システム設計ガイド”の“必要な資源の見積もり”を参照してください。

環境設定ファイルの格納場所

環境設定ファイルの格納場所は以下のとおりです。

Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\etc\ibams.properties
Linux/opt/FJSVbamsr/etc/ibams.properties

環境設定ファイルのフォーマット

環境設定ファイルのフォーマットは以下のとおりです。

キー=設定値

キー名は以下のとおりです。

項目

キー名

作業用ディレクトリのパス

com.fujitsu.interstage.bams.env.work.path

STKデータ管理用ディレクトリのパス(※1)

com.fujitsu.interstage.bams.datamanager.stk.path

中間データ用ディレクトリのパス(※1)

com.fujitsu.interstage.bams.datamanager.work.path

ビルトインデータ管理用ディレクトリのパス(※2)

com.fujitsu.interstage.bams.datamanager.builtin.mng.path

ログの最大サイズ

com.fujitsu.interstage.bams.publicationlog.output.size

ログのバックアップ世代数

com.fujitsu.interstage.bams.publicationlog.output.backup

※1:変更する場合は、元のディレクトリの中身を、変更後のディレクトリにコピーしてください。

※2:変更する場合は、元のディレクトリの中身を、変更後のディレクトリにコピーしてください。プレゼンテーション機能で分析結果を表示するための定義(収集条件)の変更を、ダッシュボードの運用管理者に依頼してください。詳細は、“プレゼンテーション構築ガイド”の“チャート関連の表示定義テンプレートのインポート・カスタマイズ”を参照してください。

環境設定ファイルの変更手順

環境設定の変更手順を説明します。

  1. 分析サーバを停止します。停止方法は、“2.2 分析サーバの停止”を参照してください。

  2. 環境設定ファイルを編集します。編集方法は、“環境設定ファイルの編集方法”を参照してください。

  3. 分析サーバを起動します。起動方法は、“2.1 分析サーバの起動”を参照してください。

環境設定ファイルの編集方法

テキストエディタ等で環境設定ファイルを開き、編集します。
各キーが記載されている行の先頭が“#”の場合は、“#”を削除し、“=”の右辺に指定したい値を記述してください。デフォルト値から変更したい行だけを編集できます。

com.fujitsu.interstage.bams.env.work.path=D:/Fujitsu/IBAMS/WORK/
com.fujitsu.interstage.bams.publicationlog.output.size=100
#com.fujitsu.interstage.bams.publicationlog.output.backup=

注意

不適切な値を記述した場合の動作は、以下のとおりです。

  • 作業用ディレクトリのパス
    存在しないディレクトリを指定された場合、新たにディレクトリを作成します。

  • ログの最大サイズ
    指定可能範囲外の値を指定された場合、デフォルト値(10MB)で動作します。

  • ログのバックアップ世代数
    指定可能範囲外の値を指定された場合、デフォルト値(3)で動作します。