バックアップ対象
バックアップ対象は、以下のとおりです。
分析フロー定義(definitions)
分析結果(DB resources)
分析フロー制御情報(flow control information)
プレゼンテーション定義と資源(presentation)
ユーザー辞書(dictionary)
バックアップに必要なディスク容量
格納先ディレクトリ | 必要な容量 | バックアップ対象資源 |
---|---|---|
バックアップデータ | 以下のサイズの合計
|
|
バックアップデータ | 出力データストアがファイルの場合、出力された分析結果のサイズの合計 | 分析結果(ファイル) |
バックアップデータ | 出力データストアがデータベースの場合、データベースのマニュアルを参照してください。 | 分析結果(データベース) |
バックアップデータ | ユーザー辞書のサイズ | ユーザー辞書 |
バックアップ手順
分析サーバのバックアップ手順は以下のとおりです。
OSの管理者権限を持ったユーザーで分析サーバのマシンにログインします。
バックアップ対象をバックアップします。
分析サーバシステム管理コマンド(ibamssystemmgr)の「backup」サブコマンドを実行します。分析サーバシステム管理コマンド(ibamssystemmgr)を実行すると、分析サーバが停止します(分析サーバが停止状態の場合、エラーメッセージが表示されますが、バックアップ処理は継続します)。
[インストール先ディレクトリ]\Runtime\bin\ibamssystemmgr.bat backup -directory "バックアップデータ格納先ディレクトリ1" [-password プレゼンテーション機能の管理者パスワード]
/opt/FJSVbamsr/bin/ibamssystemmgr backup -directory "バックアップデータ格納先ディレクトリ1" [-password プレゼンテーション機能の管理者パスワード]
標準出力にメッセージが出力されることを確認します。
バックアップに成功した場合、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
[04/01/2013_00:00:00] FSP_IBAMS_COMMAND: INFO: 20201: バックアップが正常に終了しました。
注意
バックアップが正常に行われた場合でも、以下のメッセージが表示されることがあります。以下のメッセージが出力されている場合は関連サービスが停止しているため、関連サービスを起動してください。
「-> Starting the presentation's background service for Business Analytics Modeling Server failed.」
以下のコマンドを実行して関連サービスを起動してください。
net start "IBAMS.EFServer"
/opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpma/ibpmm/etc/FJSVibpma.server start
「-> Starting the presentation's server for Business Analytics Modeling Server failed.」
以下のコマンドを実行して関連サービスを起動してください。
[インストール先ディレクトリ]\Runtime\tools\FJSVibpma\ibpmm\bpmm\bin\aps_start.bat
/opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpma/ibpmm/bin/aps_start.sh
バックアップに失敗した場合、標準エラー出力にメッセージが出力されます。エラーの内容と対処方法については、“メッセージ集”を参照してください。
エラーの原因に対処した後、再度コマンドを実行してください。ただし、下記のメッセージが出力されている場合は、関連サービスが停止しているため、コマンドを実行する前に関連サービスを起動してください。
「-> ERROR:Failed in copying resources. errorlevel:[エラーコード]」
以下のコマンドを実行して関連サービスを起動してください。
net start "IBAMS.EFServer"
[インストール先ディレクトリ]\Runtime\tools\FJSVibpma\ibpmm\bpmm\bin\aps_start.bat
/opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpma/ibpmm/etc/FJSVibpma.server start
/opt/FJSVbamsr/tools/FJSVibpma/ibpmm/bin/aps_start.sh
分析結果(ビルトインデータストア以外)をバックアップします。
出力データストアがファイルの場合、バックアップデータ格納先ディレクトリ2に出力データストアに指定したファイルを手動でコピーしてください。
注)コピー元のパスを控えておいてください。リストア時に同じパスになるように手動でコピーします。
出力データストアがデータベースの場合、データベースのバックアップを実施してください。(バックアップデータ格納先ディレクトリ3を使用)
ユーザー辞書をバックアップします。
単語/同義語ユーザー辞書、ネガポジユーザー辞書を利用している場合、任意のディレクトリに格納したユーザー辞書のファイルを、バックアップデータ格納ディレクトリ4に手動でコピーしてください。
分析サーバを起動します。詳細は、“2.1 分析サーバの起動”を参照してください。