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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 運用ガイド
FUJITSU Software

6.2.1 分析フローインスタンスの削除

分析フローインスタンスは、分析フローを実行したときに作成され、ユーザーが分析フローまたは分析フローインスタンスを削除するまで存続します。したがって、ユーザーは明示的に分析フローインスタンスを削除する必要があります。
削除する手順は以下のとおりです。

  1. OSの管理者権限を持ったユーザーで分析サーバのマシンにログインします。

  2. 分析フローインスタンスのIDを取得します。詳細は、“3.4 分析フローインスタンスのIDの取得”を参照してください。

  3. 分析フローインスタンスを削除します。
    分析フローインスタンス管理コマンド(ibamsinstancemgr)の「delete」サブコマンドを使用します。詳細は、“コマンドリファレンス”の“分析フローインスタンス削除(delete)”を参照してください。
    以下のコマンドを実行します。

    Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\bin\ibamsinstancemgr.bat delete -userid "分析サーバ運用管理者のユーザーID" -password "分析サーバ運用管理者のパスワード" -id "削除対象の分析フローインスタンスのID"
    Linux/opt/FJSVbamsr/bin/ibamsinstancemgr delete -userid "分析サーバ運用管理者のユーザーID" -password "分析サーバ運用管理者のパスワード" -id "削除対象の分析フローインスタンスのID"

    注意

    分析フローインスタンスの削除に失敗した場合は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。エラーの内容と対処法については、“メッセージ集”を参照してください。

ポイント

定期的に「分析フローインスタンス」、および、「分析フロー実行時の情報格納ディレクトリ」の削除を行うサンプルスクリプトを分析サーバの下記に配置しています。

Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\samples\MaintenanceTool\ibamsdeleteinstances.bat
Linux/opt/FJSVbamsr/samples/MaintenanceTool/ibamsdeleteinstances.sh

本スクリプトを運用にあわせてカスタマイズした後、OSのスケジュール機能に登録し、定期的に実行することで、「分析フローインスタンス」、および、「分析フロー実行時の情報格納ディレクトリ」を自動削除できます。

スクリプトとカスタマイズ方法の詳細は、下記の説明書を参照してください。

Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\samples\MaintenanceTool\Readme.txt
Linux/opt/FJSVbamsr/samples/MaintenanceTool/Readme.txt