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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 運用ガイド
FUJITSU Software

3.3 分析フローインスタンスの情報取得

分析フローインスタンスの情報を取得する手順を説明します。
分析フローインスタンスの情報取得には、分析フローインスタンス管理コマンド(ibamsinstancemgr)の「list」サブコマンドを実行します。分析フローインスタンスの一覧がヘッダー行付のタブ区切りテキストで出力されるので、そこから必要な情報を抽出します。

出力される情報は以下のとおりです。

詳細は、“コマンドリファレンス”の“分析フローインスタンス管理(ibamsinstancemgr)”を参照してください。

ポイント

判明している情報を元に、パラメーターを追加して、一覧を絞り込むことができます。
絞り込みに使える情報は以下のとおりです。複数組み合わせて指定することもできます。

  • 分析フローインスタンスのID

  • 状態

  • 分析フローのフォルダー

  • 分析フローの名前

  • 開始日時

基本的な操作

  1. 以下のコマンドを実行します。

    Windows[インストール先ディレクトリ]\Runtime\bin\ibamsinstancemgr.bat list -userid "分析サーバ運用管理者のユーザーID" -password "分析サーバ運用管理者のパスワード" -folderpath "分析フローのフォルダー"
    Linux/opt/FJSVbamsr/bin/ibamsinstancemgr list -userid "分析サーバ運用管理者のユーザーID" -password "分析サーバ運用管理者のパスワード" -folderpath "分析フローのフォルダー"
  2. 標準出力に分析フローインスタンスの一覧が出力されることを確認します。
    成功した場合は、標準出力にヘッダー行付のタブ区切りテキストで分析フローインスタンスの一覧が出力されます。

    分析フローのフォルダーのパス 分析フローインスタンスのID 分析フローの名前 状態 開始日時 終了日時 分析開始ユーザーのID
    / 334 flow closed 2013/01/25 15:19:13.173 2013/01/25 15:20:40.806 ibamsadmin

    「状態」は「created」(実行待機中)、「running」(実行中)、「closed」(正常終了)、「aborted」(中断)、「error」(エラー終了)のどれかです。

    注意

    失敗した場合は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。エラーの内容と対処法については、“メッセージ集”を参照してください。

絞り込みの条件

パラメーターを追加することで、分析フローインスタンスを絞り込むことができます。

注意

パラメーターを追加して絞り込んだ場合、該当する分析フローインスタンスがないと、ヘッダー行だけが出力されます。