準備
開発中の分析フローで使用するユーザー辞書を作成/カスタマイズする場合
分析フローエディタで、ユーザー辞書を使用する分析フローを停止し、配備解除します。分析フローをまだ配備しておらず作成中の場合、本操作は不要です。
ユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパスを、ユーザー辞書を使用する形態素解析部品のプロパティに設定します。
運用中の分析フローで使用しているユーザー辞書をカスタマイズする場合
ユーザー辞書を使用している分析フローを停止するように、分析サーバ運用管理者に依頼します。
停止後、分析フローエディタで、ユーザー辞書を使用する分析フローを配備解除します。
ユーザー辞書を使用する形態素解析部品のプロパティを参照して、ユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパスを確認します。
カスタマイズ手順
テキストエディタなどを使って、単語/同義語辞書定義ファイルを作成します。単語/同義語辞書定義ファイルの形式については、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書定義ファイル”を参照してください。
手順1で作成した単語/同義語辞書定義ファイルを入力にして、単語/同義語辞書登録コマンドを実行します。単語/同義語辞書登録コマンドについては、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書登録コマンド”を参照してください。
例
単語/同義語辞書定義ファイル:C:\temp\tngdic.txt
単語/同義語ユーザー辞書の出力先:C:\temp
ログファイル:C:\temp\ibams.log
インストール先ディレクトリ:C:\Fujitsu\IBAMS\
> C:\Fujitsu\IBAMS\Studio\parts\nlp\ibamswddictreg.exe -i"C:\temp\tngdic.txt" -o"C:\temp" -log"C:\temp\ibams.log"
メッセージが標準エラー出力とログファイルに出力されます。
メッセージの形式は以下のとおりです。形式の詳細は、“メッセージ集”を参照してください。
[mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_IBAMS_ATLASPRTS: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
正常終了した場合、エラー種別が“INFO”になります。
また、単語/同義語ユーザー辞書の出力先に、user.idxとuser.rcdの2つのファイルが作成されます。
エラー種別が“INFO”以外の場合は「メッセージ本文」に失敗した原因が出力されますので、原因に従って対処した後、再度、単語/同義語ユーザー辞書(user.idx、user.rcd)を作成してください。
分析サーバ運用管理者へ、次のファイルと情報を提示して、ユーザー辞書を分析サーバ上の指定のディレクトリへ格納するように依頼します。
作成したユーザー辞書を使用する分析フローのフォルダ名、分析フロー名(新規にユーザー辞書を配置する場合、本情報は不要です)
作成したユーザー辞書
“準備”で設定、または、確認したユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパス
注意
資産のバックアップ・リストアについて
単語/同義語辞書定義ファイルや単語/同義語ユーザー辞書は製品で管理されません。そのため、ユーザーがこれらの資産を管理し、必要に応じてバックアップ・リストアなどを行うようにしてください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。
カスタマイズ手順
テキストエディタなどを使って、単語/同義語辞書定義ファイルを作成します。単語/同義語辞書定義ファイルの形式については、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書定義ファイル”を参照してください。
分析サーバ運用管理者へ、手順1で作成した単語/同義語辞書定義ファイルを入力にして、単語/同義語辞書登録コマンドを実行するように依頼します。単語/同義語辞書登録コマンドについては、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書登録コマンド”を参照してください。
例
単語/同義語辞書定義ファイル:/tmp/tngdic.txt
単語/同義語ユーザー辞書の出力先:/tmp
ログファイル:/tmp/ibams.log
> /opt/FJSVbamsr/parts/nlp/ibamswddictreg -i"/tmp/tngdic.txt" -o"/tmp" -log"/tmp/ibams.log"
メッセージが標準エラー出力とログファイルに出力されます。
メッセージの形式は以下のとおりです。形式の詳細は、“メッセージ集”を参照してください。
[mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_IBAMS_ATLASPRTS: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
正常終了した場合、エラー種別が“INFO”になります。
また、単語/同義語ユーザー辞書の出力先に、user.idxとuser.rcdの2つのファイルが作成されます。
エラー種別が“INFO”以外の場合は「メッセージ本文」に失敗した原因が出力されますので、原因に従って対処した後、再度、単語/同義語ユーザー辞書(user.idx、user.rcd)を作成してください。
分析サーバ運用管理者へ、次の情報を提示して、2の手順で作成されたユーザー辞書を分析サーバ上の指定のディレクトリへ格納するように依頼します。
作成したユーザー辞書を使用する分析フローのフォルダ名、分析フロー名(新規にユーザー辞書を配置する場合、本情報は不要です)
“準備”で設定、または、確認したユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパス
注意
資産のバックアップ・リストアについて
単語/同義語辞書定義ファイルや単語/同義語ユーザー辞書は製品で管理されません。そのため、ユーザーがこれらの資産を管理し、必要に応じてバックアップ・リストアなどを行うようにしてください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。