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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
FUJITSU Software

8.2 単語/同義語ユーザー辞書をカスタマイズ

単語/同義語ユーザー辞書のカスタマイズは、開発環境クライアントで実行します。

カスタマイズする手順は以下のとおりです。

準備

Windowsカスタマイズ手順

  1. テキストエディタなどを使って、単語/同義語辞書定義ファイルを作成します。単語/同義語辞書定義ファイルの形式については、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書定義ファイル”を参照してください。

  2. 手順1で作成した単語/同義語辞書定義ファイルを入力にして、単語/同義語辞書登録コマンドを実行します。単語/同義語辞書登録コマンドについては、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書登録コマンド”を参照してください。

    単語/同義語辞書定義ファイル:C:\temp\tngdic.txt
    単語/同義語ユーザー辞書の出力先:C:\temp
    ログファイル:C:\temp\ibams.log
    インストール先ディレクトリ:C:\Fujitsu\IBAMS\

    > C:\Fujitsu\IBAMS\Studio\parts\nlp\ibamswddictreg.exe -i"C:\temp\tngdic.txt" -o"C:\temp" -log"C:\temp\ibams.log"

    メッセージが標準エラー出力とログファイルに出力されます。
    メッセージの形式は以下のとおりです。形式の詳細は、“メッセージ集”を参照してください。

    [mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_IBAMS_ATLASPRTS: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
    • 正常終了した場合、エラー種別が“INFO”になります。
      また、単語/同義語ユーザー辞書の出力先に、user.idxとuser.rcdの2つのファイルが作成されます。

    • エラー種別が“INFO”以外の場合は「メッセージ本文」に失敗した原因が出力されますので、原因に従って対処した後、再度、単語/同義語ユーザー辞書(user.idx、user.rcd)を作成してください。

  3. 分析サーバ運用管理者へ、次のファイルと情報を提示して、ユーザー辞書を分析サーバ上の指定のディレクトリへ格納するように依頼します。

    • 作成したユーザー辞書を使用する分析フローのフォルダ名、分析フロー名(新規にユーザー辞書を配置する場合、本情報は不要です)

    • 作成したユーザー辞書

    • 準備”で設定、または、確認したユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパス

注意

資産のバックアップリストアについて

単語/同義語辞書定義ファイルや単語/同義語ユーザー辞書は製品で管理されません。そのため、ユーザーがこれらの資産を管理し、必要に応じてバックアップ・リストアなどを行うようにしてください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。

Linuxカスタマイズ手順

  1. テキストエディタなどを使って、単語/同義語辞書定義ファイルを作成します。単語/同義語辞書定義ファイルの形式については、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書定義ファイル”を参照してください。

  2. 分析サーバ運用管理者へ、手順1で作成した単語/同義語辞書定義ファイルを入力にして、単語/同義語辞書登録コマンドを実行するように依頼します。単語/同義語辞書登録コマンドについては、“コマンドリファレンス”の“単語/同義語辞書登録コマンド”を参照してください。

    単語/同義語辞書定義ファイル:/tmp/tngdic.txt
    単語/同義語ユーザー辞書の出力先:/tmp
    ログファイル:/tmp/ibams.log

    > /opt/FJSVbamsr/parts/nlp/ibamswddictreg -i"/tmp/tngdic.txt" -o"/tmp" -log"/tmp/ibams.log"

    メッセージが標準エラー出力とログファイルに出力されます。

    メッセージの形式は以下のとおりです。形式の詳細は、“メッセージ集”を参照してください。

    [mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_IBAMS_ATLASPRTS: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
    • 正常終了した場合、エラー種別が“INFO”になります。
      また、単語/同義語ユーザー辞書の出力先に、user.idxとuser.rcdの2つのファイルが作成されます。

    • エラー種別が“INFO”以外の場合は「メッセージ本文」に失敗した原因が出力されますので、原因に従って対処した後、再度、単語/同義語ユーザー辞書(user.idx、user.rcd)を作成してください。

  3. 分析サーバ運用管理者へ、次の情報を提示して、2の手順で作成されたユーザー辞書を分析サーバ上の指定のディレクトリへ格納するように依頼します。

    • 作成したユーザー辞書を使用する分析フローのフォルダ名、分析フロー名(新規にユーザー辞書を配置する場合、本情報は不要です)

    • 準備”で設定、または、確認したユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパス

注意

資産のバックアップ・リストアについて

単語/同義語辞書定義ファイルや単語/同義語ユーザー辞書は製品で管理されません。そのため、ユーザーがこれらの資産を管理し、必要に応じてバックアップ・リストアなどを行うようにしてください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。