分析フローインスタンスは、分析フローを実行したときに作成され、ユーザーが分析フローまたは分析フローインスタンスを削除するまで存続します。したがって、ユーザーは明示的に分析フローインスタンスを削除する必要があります。
削除する手順は以下のとおりです。
OSの管理者権限を持ったユーザーで分析サーバのマシンにログインします。
分析フローインスタンスのIDを取得します。詳細は“3.4 分析フローインスタンスのIDの取得”を参照してください。
分析フローインスタンスを削除します。
分析フローインスタンス管理コマンド(ibamsinstancemgr)の「delete」サブコマンドを使用します。コマンドの詳細は“コマンドリファレンス”の(分析フローインスタンス管理)を参照してください。
/opt/FJSVbamsr/bin/ibamsinstancemgr delete -userid "分析サーバ運用管理者のユーザーID" -password "分析サーバ運用管理者のパスワード" -id "削除対象の分析フローインスタンスのID"
失敗した場合は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。エラーの内容と対処法については、“メッセージ集”を参照してください。
ポイント
定期的に“分析フローインスタンス”、および、“分析フロー実行時の情報格納ディレクトリ”の削除を行うサンプルスクリプトを分析サーバの下記に配置しています。
/opt/FJSVbamsr/samples/MaintenanceTool/ibamsdeleteinstances.sh
本スクリプトを運用にあわせてカスタマイズした後、OSのスケジュール機能に登録し、定期的に実行することで、“分析フローインスタンス”、および、“分析フロー実行時の情報格納ディレクトリ”を自動削除できます。
スクリプトとカスタマイズ方法の詳細は、下記の説明書を参照してください。
/opt/FJSVbamsr/samples/MaintenanceTool/Readme.txt