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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
FUJITSU Software

8.3 ネガポジユーザー辞書をカスタマイズ

ネガポジユーザー辞書のカスタマイズは、開発環境クライアントで実行します。

カスタマイズする手順は、以下のとおりです。

準備
カスタマイズ手順
  1. 開発環境クライアントにて、テキストエディタなどを使って、ネガポジ辞書定義ファイルを作成します。ネガポジ辞書定義ファイルの形式については、“コマンドリファレンス”の“ネガポジ辞書定義ファイル”を参照してください。

  2. 手順1で作成したネガポジ辞書定義ファイルを入力にして、ネガポジ辞書登録コマンドを実行します。ネガポジ辞書登録コマンドについては、“コマンドリファレンス”の“ネガポジ辞書登録コマンド”を参照してください。

    ネガポジ辞書定義ファイル:C:\temp\npdic.txt
    ネガポジユーザー辞書:C:\temp\npdic.dic
    ログファイル:C:\temp\ibams.log
    インストール先ディレクトリ:C:\Fujitsu\IBAMS\

    > C:\Fujitsu\IBAMS\Studio\parts\nlp\ibamsnpdictreg.exe -i"C:\temp\npdic.txt" -o"C:\temp\npdic.dic" -log"C:\temp\ibams.log"
  3. メッセージが標準エラー出力とログファイルに出力されます。
    メッセージの形式は以下のとおりです。形式の詳細は“メッセージ集”を参照してください。

    [mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_IBAMS_ATLASPRTS: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
    • 正常終了した場合、エラー種別が“INFO”になります。

    • エラー種別が“INFO”以外の場合は「メッセージ本文」に失敗した原因が出力されますので、原因に従って対処した後、再度、ネガポジユーザー辞書を作成してください。

  4. 分析サーバ運用管理者へ、次のファイルと情報を提示して、ユーザー辞書を分析サーバ上の指定のディレクトリへ格納するように依頼します。

    • 作成したユーザー辞書を使用する分析フローのフォルダ名、分析フロー名(新規にユーザー辞書を配置する場合、本情報は不要です)

    • 作成したユーザー辞書

    • 準備”で設定、または、確認したユーザー辞書を格納する分析サーバ上のディレクトリのパス

注意

資産のバックアップリストアについて

ネガポジ辞書定義ファイルやネガポジユーザー辞書は製品で管理されません。そのため、ユーザーがこれらの資産を管理し、必要に応じてバックアップ・リストアなどを行うようにしてください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。