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PowerReplication V4.0L12 PowerReplicationユーザーズガイド V4.0
FUJITSU Software

8.1 コマンド実行時のエラー

コマンド実行時のトラブル事例とその対象を説明します。


現象

サービス停止時エラーとなり、次のメッセージがイベントビューア(アプリケーションログ)に出力されます。

512

レプリケーション処理実行中のため、レプリケーションサービスを停止することができません。
DIF_TBL_OPN=x:SYNC_EXEC=x:DIF_EXEC=x:GUI_SRV=x

原因

レプリケーション処理が実行されているため、サービスを停止できません。

  • DIF_TBL_OPN:オープンされているファイルの総計

  • SYNC_EXEC :実行している同期処理の数

  • DIF_EXEC :稼動している更新情報編集処理の数

  • GUI_SRV :接続されているレプリケーションマネージャの数

対処

レプリケーション対象ファイルをオープンしている利用者プログラムを終了してください。
接続されているレプリケーションマネージャを切断してください。
同期の実行完了を待ってください。

備考

同期処理が終了しない場合は、同期実行を中止してください。
同期実行の中止方法は、"4.2.4 同期実行を中止する"を参照してください。


現象

コマンドを実行すると、次のメッセージが出力されます。

内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されません。

原因

以下のいずれかが考えられます。

  • (原因1)リモートデスクトップ接続を使用して、PowerReplicationをインストールした直後は、コマンドを実行できません。

  • (原因2)PowerReplicationをインストール時にシステムのPATH環境変数の長さがWindows OSで定められる最大長を超えた場合は、コマンドを実行できません。

対処

  • 原因1への対処
    リモートデスクトップ接続を一旦ログオフしてください。再度、ログインしてからコマンドを実行してください。

  • 原因2への対処
    PATH環境変数にインストールパスが正しく追加されていないため、PATH環境変数の値を変更してください。