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Systemwalker Service Quality Coordinator トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

Enterprise Edition第15章 PRIMECLUSTERでOracle/Symfowareの待機側のメッセージを抑止する方法

■現象

Systemwalker Service Quality Coordinator Agentがクラスタ構成(運用待機、相互待機などのスタンバイ運用)のシステム上で、Symfoware ServerまたはOracle Database Serverの性能情報の収集を行う場合、待機系でデータベースへの接続エラーのメッセージが出力されます。


■詳細

Systemwalker Service Quality Coordinator Agentは、クラスタ構成(運用待機、相互待機などのスタンバイ運用)の場合、現用系、待機系の両ノードに導入し、性能情報を収集します。ところが、待機系ではインスタンスが停止しているため、Symfoware ServerまたはOracle Database Serverの性能情報の収集を行うたびに、データベースへの接続できず、接続エラーのメッセージが出力され続けます。


■対処方法

待機系での接続エラーのメッセージを抑止するためには、クラスタに、Systemwalker Service Quality Coordinatorの「ポリシーの一時変更」コマンドを実行するように登録し、インスタンスの起動・停止に合わせて、Systemwalker Service Quality Coordinatorの「ポリシーの一時変更」コマンドを実行し、性能情報収集のOn/Offを行います。