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Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.7.4 sqcPDBexport(構成情報移行コマンド)

機能説明

PDBに格納されている構成情報をファイルに出力します。

構成情報とは、Managerの名前、および、Agentの名前とそのAgentがどのような情報を取得しているかを表す情報です。

出力した構成情報は、以下の目的で使うことができます。

■実行に必要な権限

【Windows版】

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

【UNIX版】

システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。


実行環境

Manager/Enterprise Managerで実行可能です。


記述形式

【Windows版】

<インストールディレクトリ>\bin\sqcPDBexport.bat -o folder_path [-n host_name]

UNIX版】

/opt/FJSVssqc/bin/sqcPDBexport.sh -o folder_path [-n host_name]


オプション

-o folder_path

構成情報のデータファイル(agententry.tmp)を出力するフォルダのパスを指定します。


-n host_name

構成情報の移行先のManagerのホスト名を指定します。省略した場合は、そのままのホスト名の構成情報になります。


復帰値

0 : 正常終了

1 : 異常終了


使用例

【Windows版】

C:\>cd C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC\bin

C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC\bin>sqcPDBexport -o C:\temp -n HOSTNAME

出力された構成情報ファイル(agententry.tmp)を、PDBに格納する場合は、以下のディレクトリに配置して、Systemwalker SQC DCMサービスを起動してください。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\transfer\DsaPDBWriter


【UNIX版】

# cd /opt/FJSVssqc/bin/

# ./sqcPDBexport.sh -o /var/tmp -n HOSTNAME

出力された構成情報ファイル(agententry.tmp)を、PDBに格納する場合は、以下のディレクトリに配置して、dcmdプロセスを起動してください。

/var/opt/FJSVssqc/temp/DsaPDBWriter


60秒ほどで、PDBに格納されます。その際、agententry.tmpファイルは削除されます。