性能データベースファイルそのものをバックアップ/リストアする方法です。
■はじめに
バックアップ/リストアを行うEnterprise Manager/Managerのサービス/デーモンが起動している場合は、「A.4 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、Systemwalker SQC DCMサービス/dcmdプロセスを停止してください。また、常駐プロセスが正しく停止しているか確認してください。
■格納場所
PDBファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリ配下に格納されます。インストール時の設定または導入手引書「PDB格納先の変更」に示す手順によって、格納先が変更されている場合もあります。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\data\ |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/PDB/ |
上記ディレクトリ配下に、以下のファイルが生成されます。
ファイル名 | 説明 |
---|---|
pdb.dat | 管理用のデータが格納される単一ファイルです。 |
pdb_SUMMARY_yyyymmdd.dat | サマリデータが格納されるファイルです。1日ごとに生成され、ファイル名のyyyymmddは、ファイルが作成された日の日付になります。なお、PDBファイルはUTC標準時で切り替わります。 |
pdb_10MIN_yyyymmdd.dat | リソースデータ(10分)が格納されるファイルです。1日ごとに生成され、ファイル名のyyyymmddは、ファイルが作成された日の日付になります。なお、PDBファイルはUTC標準時で切り替わります。 |
pdb_1HR_yyyymmdd.dat | リソースデータ(1時間)が格納されるファイルです。1週間ごとに生成され、ファイル名のyyyymmddは、ファイルが作成された週の日曜日の日付になります。なお、PDBファイルはUTC標準時で切り替わります。 |
pdb_1DAY_yyyymmdd.dat | リソースデータ(1日)が格納されるファイルです。1月ごとに生成され、ファイル名のyyyymmddは、ファイルが作成された月の月初めの日付になります。なお、PDBファイルはUTC標準時で切り替わります。 |
■バックアップ/リストア
バックアップする場合、上記ディレクトリ内の、すべての *.dat ファイルを一緒にバックアップしてください。
バックアップした*.datファイルのファイル名は変更しないでください。
リストアする場合、バックアップしたファイルを元の場所に配置してください。